【刀剣乱舞】 年寄り雪女は審神者になったようで…

肆拾肆話 ページ45

薬研に屋根裏まで案内してもらったのはいいけど、


『ゲホッ…埃多すぎない？それに蜘蛛の巣ばっかりだし』

そう、あまりにもきたないのだ。
……言い出したのは自分だけど本当にこんな所に本体はあるのだろうか…


薬研「仕方ねぇだろ。屋根裏なんて鼠くらいしか通らねぇんだし」

『じゃあ私達は鼠と同じかそれ以下ね』


なんてやり取りをしながら四つん這いで奥の方まで進んでいく
だけど一向に終わりが来ない。というかもう壁がない




『もしかして私達、結界の中をずっと彷徨ってる？』


否、ただこの本丸が広過ぎるだけかもしれない。
だけどいくらなんでも広過ぎる。終わりが見えない。

屋根裏に入ってからかれこれ30分は経っているような気がする



薬「確かにいくらなんでも広過ぎるな。それに薄暗くて、短刀の俺でも先があんまり見えねえ」


『先代は何でもかんでも結界で見られたくない物を隠すのが好きね。一々解く私の身にもなってほしいよ』

まぁ、だからこそ結界を張るのだろうけど




薬研「にしてもこんな大きな結界をどうやって解くんだ？」

確かにここまで広範囲に結界が広がっていると、当たって砕けろ作戦も使えないし
だからといって放置して戻るのも審神者としてどうなのだろうか



『これはちまちま地道に解くしかないか。面倒だけど』



そう言って私は結界の解除を進めた。






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お久しぶりです！
更新サボってすみませんでした…
って毎回言ってますね。

もう本当に更新速度がタツノオトシゴ以下ですが、
これからもよろしくお願いします

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