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弐拾陸話 ページ27

『新しく来た審神者のAだ。へし切長谷部に用がある……開けるよ』

そう言って私は襖を開ける
こうやって襖を開けるのはここに来て何回目だろうか。



そして私達が探している当の本人はというと……


鶴丸「まだ寝ているか、」


手入れをしたはずなのに目を覚ます気配はない
手入れが甘かったのだろうか
それとも……



こんのすけ「!!主さま!あそこに不動行光殿が倒れております!!」

こんのすけに言われ、部屋の隅を見ると…


『って凄い血!こりゃ本体探して手入れしてる暇ないな』



…全身血まみれで倒れている不動行光がいた





鶴丸「おいおい、加州から聞いたろ?本体の方を手入れしないと君の霊力が_______」


『そんな事気にしてる場合じゃない!!』

すぐさま不動行光の手を握り、霊力を込める
どれくらいの量が要るのか分からないから、今出せるありったけの霊力を…!!









鶴丸「もういい…」








お願い目を覚まして…









鶴丸「もういい!よく回りを見ろ!」

鶴丸に腕を掴まれ、ハッと我に帰る




不動「………お前、は…」


目の前にはさっきまで血まみれで倒れていたはずの不動が無傷で座っていた

『…よかった!どう?痛いところはない?意識しっかりしてる?私はA、自分の事わかる?』


不動「…あぁ、」


こんのすけ「ストップです!主さま!早口過ぎで不動殿が若干引いておられます!」



鶴丸「君なぁ!少しは周りを見ろ!そして話を聞け!」


『ごめん…ってなんで私が怒られてんの?」

鶴丸「当たり前だろう。そもそもそんなに霊力を使ったら君の体がもたない」


それについては問題ないって言いたかったけど
今は大人しく説教を受けた方が良さそうだ



鶴丸「だから君は、馬鹿なんだ」


『今のは褒めてないだろう?絶対貶したよね!!』


鶴丸「ああ!今のについては貶したな!だが事実だろう!」









不動「お前…いいやつだな……」

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- 楽しみにしてます( ´艸`)オチがあるのなら加州くん安定くんとかがいいなぁと思いました (2021年2月2日 21時) (レス) id: ed2686deb5 (このIDを非表示/違反報告)
akithin.(プロフ) - 更新楽しみに待ってます! (2020年8月30日 21時) (レス) id: e324714dd9 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - カピ丸さん» 再新まってますね!! (2019年5月1日 18時) (レス) id: 192730a35f (このIDを非表示/違反報告)
カピ丸 - (名前)さん» ありがとうございます!!ビシバシお願いしますm(_ _)m (2019年5月1日 18時) (レス) id: 236f4f6530 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - といっても書いたんですが小説は見られないと思いますが、小説の時とは違う名前の方なんで調べられてもわかりませんがね (2019年5月1日 18時) (レス) id: 192730a35f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カピ丸 | 作成日時:2019年5月1日 16時

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