こんなモテ期はノーセンキュー.弐倍【鬼滅の刃】

ノーセンキュー.65 ページ26

蝶々と戯れてる。綺麗すぎて近寄れないんだけどどうしよう。





「あの...」


『(炭治郎くんありがとう！)』


「あぁ、すみません。どうかしましたか？」


『死んでしまった隊員のお墓はどこですか？』





聞いた時、炭治郎くんが少し驚いてた。だから私は"炭治郎くんなら良いよ"って言ったんだい。キミがあの場所にいたから。





「それなら..._______」





美人さんは蟲柱の胡蝶しのぶさんというらしい。しのぶさんから行き方と場所を教えてもらってお礼を言って別れた。

夜だけど天気良いし今行こう。というか今行かないと私が歩く度に付いて来そうな人がいるからね。





『炭治郎くんは帰ってて。こればっかりは着いて来られると困る』


「...すぐに帰ってくるんだぞ？」


『そんな心配しなくても大丈夫だって。んじゃおやすみ』





長男味が出るねー。さてさて、松葉杖だと時間かかる距離なんだよふざけんな。どうしようか。とりま進むか。





『鷹さん、久しぶりだね！元気にしてた？』


「.....当タリ前ダ....ソンナ怪我デ何処ニ行クツモリダ....」


『お墓っす』





え、ちょ、飛んで行かれた辛い。そんなに私の腕が気にくわなかったか。せめて一言言ってから飛ぼ「......連レテ来テヤッタゾ....」優しさが今は困る！！！





『ななななななな何してんの鷹さん！！！』


「...どこに行く」


『お墓ですすみません！！！鷹さんが連れて来たのはえっと間違いで____』


「着いて来い」


『サーイエッサー！！！』





この人怒ってない？怒ってるよ馬鹿たれ。

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