こんなモテ期はノーセンキュー.弐倍【鬼滅の刃】

番外編　『部屋から出る為の方法がクレイジーすぎて泣く』 ページ1

·本編には関係ありません。
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朝目覚めるとあら不思議！！！知らない部屋に善逸くんと閉じ込められてたふざけんな。





『善逸くん、もうこれは詰んだよ』


「なに！？なんでそんな覚った様な顔してるの！？」


『だって出る方法がない_____待って何かグシャッて言った』





紙踏んだ？えーと、なになに。

"接吻しないと出さない"

何コレ意味分かんな。え？出さない？コレをしないと？恋人でもない二人が？





『.....善逸くん。私と接吻するか、他の方法探すかどっちがいい？』


「Aちゃんと、せせせせせせせせ接吻！？え！？逆にいいの！？」


『キミが良いなら私は別に大丈夫』





これはもう腹を括るしか方法ないもんなぁ。女子としてそんな軽くていいのかと言われれば笑うしかないんだけどね。私のファーストキスはきっと知らない内に家族の誰かに取られてるんで。取られてるのか知らんけど。





「...Aちゃん、もしかして初めてじゃない？」


『その可能性があるってだけだい』


「え？」


『え。ごめん何か気にさわったなら謝るからそんな怖い顔しないで！？』


「Aちゃん、接吻するから目閉じて？」


『ハイ(怒ってる。怒ってらっしゃる)』





こえぇな。何かおこ______え。





『っ....ちょ...なんっ...』


「ぁ....っん.....こっちは初めてでしょ？」


『もうやだこの金髪！！！』





部屋から出た瞬間、私は禰豆子ちゃんの元へ駆け出した。あんな顔の善逸くん知らんぞ誰やねん。

イメ画をいただきました。→

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