こんなモテ期はノーセンキュー.弐倍【鬼滅の刃】

ノーセンキュー.63 ページ24

『炭治郎くん、この子もしかしたら耳が聞こえないのかもしれない！』


「それなら何で止まってくれたんだ？」


『ごめん私の考えが浅はかだったよ流石炭治郎くん』





どうすれば喋るんだ。手話？手話をすれば会話してくれる「あっち」...普通に可愛い声やないかーい！！！





『ありがとう！キミの声私好きだよ！！！』


「...........」


『黙る姿も好きです！！！』





炭治郎くんに頭軽くポカッとされた。自分でも思うんだけど何か善逸くん化してない？してるよねキャラ被っちゃうごめんよ。





「A、足首を怪我したんだな」


『そうなんだよねー、いやー雷の呼吸は足が肝心なのに本当に何してんだろうね。これお爺さんにバレたらたんこぶ三つくらい重なって出来るよ』


「...隠の人に聞いたんだが怪我した状態でも俺たちを助けに来ようとしてくれたんだな」


『その隠って人は知らないけど、助けに行こうとした。まぁ行けなかったけどね！』


「何で自分を大切にしないんだ」





怒炭治郎くん再びですか怖い。ここ廊下逃げ場ない辛い。そんなこと言われても自分のことは大切にしてるけども。





『自分のことは大切さ。でも、後悔のない様には生きたいと思ってるわけで。足の怪我を優先して動かなかったら炭治郎くんたちが酷い怪我をするかもしれない。私が行けば出来なかった傷が出来たと思ったら嫌じゃん。そんなネガティブなこと考えるくらいなら足が痛かろうが、骨が折れてようが私はキミたちの所に行く。せっかく親から貰った命だぜ？後悔ばっかりじゃ人生楽しくないよ！！！』


「...」





あ、あれー...言うこと間違えた？選択肢ミスったか？





「Aは、死ぬことが怖くないのか？」





いきなり死について話が飛んだー！！！マジか。どんな考えで死ぬことに話が繋がるんだわっかんね。

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