こんなモテ期はノーセンキュー【鬼滅の刃】

ノーセンキュー.37 ページ41

善逸くんの血を脱ぐってたら、炭治郎くんが猪におでこを割れんばかりに頭突きしたヤバい。あんなん見てるこっちもおでこ抑えるわ。





『...え。え、ちょ、めちゃくちゃ美少女じゃん！！！あれ、でも肉体は男だ....え？男の娘？？？』


「女の子の顔が乗っかってる...」





こんなムキムキの男の娘はアリなの？....あ！この子がヤンデレ乙女ゲームのヒロインか！！なるへそなるへそ。

...いやそんなわけないだろ。





『うん。とりあえず美人なのは分かった』


「なんだとコラ！！！」


『いや褒めたつもり！！！』





叫んでたらノリ(？)で名前を言ってきたから私も名前を言ったぜ。そしたら炭治郎くんが字はどうやって書くんだとかどーたらこーたらで話が進んで結果的に脳震盪で倒れた炭治郎くんキミおでこ凶器。

仕方ない。上半身寒そうだし、(汚れてる)羽織を掛けてあげよう。





「二人とも無事か！？」


『善逸くんが大怪我っす！』


「そ、そうか」





え、何か目を反らされた辛い。いやマジで何で？そんなに私と目を合わせたくないか？ん？





『炭治郎くん、なぁんで目合わせてくんないの！？』


「今は無理だ！すまない！！」


『ド直球に拒否られたつらっ！！！名前分かんないけど妹ちゃん！』


「て、てる子です」


『可愛い可愛いてる子ちゃん！慰めて！！お姉さん友達に拒否られて心折れた！！』


「ち、違う！俺はAと喋りたいし一緒にいたい！！」


「お前何俺のAちゃんに告白してんの！？」


「(...案外元気そう)」





騒ぎに騒ぎまくって、お兄さんの清くんと弟くんの正一くんが先に埋葬を始めててくれたありがとう。

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