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『...先程はお恥ずかしいところを。』
訓練場で柱様をもてなす訳にもいかず、かと言って客室は今や医療品置き場と化しているためAは自室へ煉獄を招いた。
煉獄「いや、家族を想う事は素晴らしい事だ。」
煉獄「にしても驚いたな。君にもそのような一面があったとは」
煉獄は既にAがお淑やかなだけの人間ではない事を知っている。伊達に長い付き合いをしていない。
勿論A自身は煉獄の前でそのような粗相、今の今まで無いよう努めていた。
しかし、長年の恋心を打ち明けられずにいた煉獄は会わず姿のみを時折見に伺っていたためこうして知っているのだ。
『ええ。あなたには良く見られたいものですから。』
そう、この男...姉を心配するあまり、悪い虫を払うべく思わせぶりな口調で男女問わず虜にし、惑わせてしまうのだ。
煉獄への憧れこそ嘘偽りなどないが
見境なく、いつしか無自覚にしてしまうAに対して蜜璃は乙女心に拍車をかけて胸の高まりを楽しんでいた。
『...ところで、お忙しいでしょうに何故蝶屋敷へ?』
煉獄「ああ、次の任務は長引きそうでな。
...向かう前に1度君の顔を見たくなった。」
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K太(けいた)(プロフ) - 星兎★@投稿絶賛サボり中さん» ありがとうございます!!!コメントめちゃくちゃ嬉しいです(好き)星兎さんのコメントを糧に精進します(´∇`)何かと不足している部分の多い作品であるとは思いますがこれからもお付き合い頂けると嬉しいです (2020年9月22日 0時) (レス) id: 32e17b75db (このIDを非表示/違反報告)
星兎★@投稿絶賛サボり中 - コメント失礼します!好きです!(突然すみません)続きがすっごく気になりまs((応援してます!これからも頑張ってください! (2020年9月19日 18時) (レス) id: 2606609848 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:K太(けいた) | 作成日時:2020年8月4日 1時