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Aは医務室に連れられて丁寧に傷口を確認された。
胡蝶「.....」
『.....』
包帯を新しいものに替え終わると胡蝶はパタンと薬箱を閉じた。
『...すみません。』
胡蝶「それは何に対しての謝罪ですか。」
『1人で何とかしようとした結果ご迷惑を掛けた事です。
...事が大きくなる前に俺は報告するべきでした。』
Aは那田蜘蛛山での出来事を打ち明けた。
胡蝶「人は脆く儚いものです。あなたは格段に強くなりました。...ですが無茶はしないでください。」
『はい...。』
胡蝶は一月もすれば復帰しても良いと判断した。しかし、発見時のAの姿があまりにも酷な状態であった為、もうあまり出て欲しくはないのが本音だ。
傷が癒えるまでの間、またAは蝶屋敷での生活が長くなる。「あの子達にはもう伝えていますので明日から」と胡蝶さんがニッコリと笑った。
長らくここへ戻っていなかったAはカナヲが鬼殺隊に入隊し、正式に胡蝶の継子となれた事を今初めて知り喜んだ。
会えずにいたせいか話に花が咲いていたが時計の長針が上を向き、低い鐘の音が鳴った。
胡蝶「あら、もうこんな時間。...この後柱合会議がありますので留守を頼みますね。」
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K太(けいた)(プロフ) - 星兎★@投稿絶賛サボり中さん» ありがとうございます!!!コメントめちゃくちゃ嬉しいです(好き)星兎さんのコメントを糧に精進します(´∇`)何かと不足している部分の多い作品であるとは思いますがこれからもお付き合い頂けると嬉しいです (2020年9月22日 0時) (レス) id: 32e17b75db (このIDを非表示/違反報告)
星兎★@投稿絶賛サボり中 - コメント失礼します!好きです!(突然すみません)続きがすっごく気になりまs((応援してます!これからも頑張ってください! (2020年9月19日 18時) (レス) id: 2606609848 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:K太(けいた) | 作成日時:2020年8月4日 1時