虎のところの愛され姫8【TJ】

#きょもしの ページ16

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川｢A、起きて。｣


『、どしたの？』





多分、朝の6:30。
普段起こしてこない如恵留が起こしてきた。





川｢急遽仕事が入っちゃったんだ。｣


『そなの、？』


川｢夜までかかっちゃうらしくて、
ごめん、今日出掛ける予定だったのに…｣


『いいよいいよ、』





寝起きでおぼつく足を気遣って、
優しく腰に手を回し、受け止めてくれた。
いつも通り行ってきますのキスを交わす。





川｢夜ご飯も別々で。今日は先に寝てて。｣


『分かった。行ってらっしゃい。』





如恵留が家を出るのを見送った後、
一通のLINEが届いているのに気がついた。





大我今日、暇?8時に迎えに来て。





…このお坊ちゃんと来たら。
まるで私が起きてきたのを見てたみたい。
とりあえず、1時間半適当に時間潰すか。





金髪の髪も段々プリンになって来たなぁ。
染め直そっかな…このままプリンでもいいけど、
今日はハーフアップにしよ。メイクも薄くていいや。





気がつけば7:30。そろそろ車出さないとだね。
お坊ちゃんの家まで迎えに行きますか。





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『もしもし、大我？着いたよ。』


(京｢おけ、ありがと。｣)





電話もワンコールで、おまけに返事の後に
すぐ家から出てくるところら辺、大我らしい。





『おはよう、大我。』


京｢おはよ、A。｣


『場所は？』


京｢楽器見たい。｣


『おまかせあれ〜。』





車を軽く走らせている時に大我が口を開いた。





京｢Aさ、｣


『ん？』


京｢…なんでもない。｣


『なに？気になるじゃん。』





少し戸惑ったあとに、もう一度口を開けた。





京｢俺に、SixTONESに曲を作って欲しい。｣


『え、？』


京｢お願いされて？｣


『…私でいいの？』


京｢Aがいいんだ。｣





こんなの断る理由ないし、頼まれよう。





『ん、とりあえず分かった。後で皆にも連絡しておくね。』


京｢ありがとう…良かった。｣





SixTONESに3曲目か〜…
想像力を豊かにさせるどんな曲がいいかな。
イメージだけでも今日中に作っておこうかな？





京｢あ、A。｣


『ここで良かった？』


京｢お願い。｣


『はいよ〜。』





30分掛けて、大きなショッピングモールまで来た。
楽器と服ね。楽器は私も興味あるし、来て良かった。

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