もう一度 No side ページ47
一「とにかく、その事はAが起きてから謝ろう。
今は、Aを起こすのが先だからね。
乱、(人1)の神域にはどうやって行ったのか、覚えてるかい？」
乱「うーん……ごめん、分からないや…。
気が付いたら彼処にいたから…」
薬「なぁ、いち兄。ひょっとしてさっきの光じゃないか？
ほら、Aの懐の辺りにあった。」
薬研がそう言い、もう一度Aの懐辺りに視線を向けると、それは未だに鈍い光を放っていた。
一「恐らく、乱はこれに触れて神域へと行ったんだろうね。
じゃあ、私が今から行ってくるから、お前たちはここで待ってるんだよ。
乱、薬研。皆を頼むね。
皆さんも、此処で待っていただけないでしょうか？
大人数だと、警戒してしまうかもしれませんから。」
一期がそう言うと、二人は何か言いたげにして、やがてこくりと頷いた。
他の刀も同様にして頷く。
蜂「気を付けて行ってくれ。
何かあればすぐに駆け付ける。」
岩「向こうで受けた傷はそのままらしいからな！
油断は禁物だぞ、一期一振よ！」
一「心得ております。では、行って参ります。」
一期はそう微笑むと、ゆっくりとその光を放つ何かに触れ、倒れた。
神域につくと、そこは和室のような場所だった。
一「乱から聞いた話だと、花が咲いていたと言っていたが……」
乱の話と食い違っている箇所が多々あるが、次の瞬間、一期は此処が(人1)の神域だという確信を得る事になる。
小さな足音が聞こえて、視線を向けると、そこには驚いたように目を見開いて一期を見るAがいた。
『……な…何で此処に………』
一「あぁ、どうか警戒しないでくれ。
私はただ、Aを連れ戻しに来ただけで……」
『来ないで……』
そう言って近付こうとすると、Aは一歩二歩と撤退していく。
一「A…？どうしたんだい？」
『来ないで…！！！』
一期が手を伸ばすと、Aは本体を抜いてそう叫んだ。
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紅桜 - snow＊flowerさん» ありがとうございます！！！五月雨さんは苦労人(笑)ですからw 仰る通り、少しだけ「繰り返し一粒」を混ぜて、あとは「オレンジ」も混ぜてます！ (2018年7月9日 0時) (
レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
snow＊flower(プロフ) - とっても面白いです！五月雨さんの扱いが…wwあと、ボカロは「繰り返し一粒」ですか？ (2018年6月24日 1時) (レス) id: c02c4a7c7b (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 瑠璃さん» 面白いと言っていただけて光栄です…！ありがとうございます！！！ (2018年1月30日 21時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - めっちゃ面白いです！続きが楽しみです。 (2018年1月30日 20時) (レス) id: e9bbc75aa1 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - アップルパイの信者さん» どうもです！嬉しいお言葉をありがとうございます！！！桜華丸がどうなるか、是非とも楽しみにしててください！ (2018年1月29日 3時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
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