ようかめ ページ9
がちゃりと玄関が空いた音と共に、私の意識も浮上する。
「(…昼まで寝てたんだ)」
このままだと堕落するな…と他人事のように考えながら、リビングに入ってきたショッピくんに、
「おかえりなさい」
と声をかけようとした瞬間、視界が紫のジャンパーでいっぱいになった。
あ、これ抱きしめられてるな…と思いながら、少し震えている彼の背中に手をまわし、ぽんぽんと叩きながら
「おかえりなさい…どうしたの？」
と声をかける。
肩で息をしているのを見ると、相当急いで帰ってきたようだった。
「っ、
「え？」
「っあ、
「いや、それは別にいいんだけど…どうしたの？そんなに急いで」
何かに安堵したような表情を浮かべ、何かを呟いたあと、ぱっと勢いよく離れて謝罪をするショッピくん。
それにますますクエスチョンマークを頭に浮かべる。
「や、えっと…あんな"お願い"しましたけど、矢ッ張り逃げられてんのかなって…帰る途中でちょっと思って」
「…にげる」
あんなに脅しておいて今更何を言う……
でもまぁ確かに普通の人間なら最初の時点でビビり散らかして逃げるところなんだろう。
………が、
「(めっちゃ安心して寝てたなんて言えない…！！！！)」
「いや、ほんまにどっか行ってて俺の知らない誰かに路地裏とかに連れ込まれてるのかなとか考えると心配で…」
「え？路地裏連れ込まれるの…？？？？」
"お願い"があってもなくても、絶対に外に出ないようにしよう…と心に決めた。流石に路地裏に連れ込まれるのは嫌すぎる。
ってか治安悪いな中国…！！！！！
____________________________________
夏恵です。
帰ってきてログインしたら通知がなんかすごいことになってて嬉しすぎて一周回ってビビリ散らかしてます…
やったあ！！！！！！
皆様たくさんの評価、閲覧、お気に入り本当にありがとうございます…！
モチベが今チョモランマ状態なのでモリモリ更新頑張ります。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 362人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ロト - utさんと恋バナっすか､､､､良いっすめちゃくちゃ良き！！！ 夢主ちゃんカワユス！ (12月8日 0時) (
レス) @page25 id: 41e3ad35b2 (このIDを非表示/違反報告)
ロと - いいっすねぇ！！！めちゃくちゃ好きです！！ (11月26日 15時) (レス) @page19 id: a5e85f110a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夏恵 | 作成日時：2023年11月19日 21時
