なのかめ ページ7
『ごちそうさまでした』
「ごめんなさい…洗い物までやらせてしまって…」
「
「…それにA、洗剤の表記とか読めないでしょうし」
「ウッ」
やめてその技は私に効く…でも流石に何かはしなければ、ともう一度声をかけると、
「
と言われた。
本当にそれだけでいいのか、と思っていたら、表情を読んだのか
「俺にとっては、皿洗いより大事なことです」
と言われた。彼にとっては死活問題…らしい。
…お皿洗いも大事にしよう…？？
「…それじゃ俺、仕事に行ってきます。」
「昼には帰ってくるので…それまで、ちゃんと良い子にしててくださいね？」
「…うん、行ってらっしゃい…」
「ン、偉いです」
そう言ってふわりとチークキスをして彼は外に出て行った。
「…………」
「……キッ！！！！？？？？？！！」
ちゅー、された………？？？？？
完全に想定外の事態に、顔を真っ赤にして頬を抑える。
…彼の熱が残っているような気がして。
けれど、それは鍵がガチャリと閉まる音で消え去る。
甘やかされて完全に忘れていたが、私は彼に誘拐されている立場なのだ。家に一人でいると、それを改めて実感させられるような気がして、なんだかとても寂しい気持ちになった。
誘拐された子達も、こんな気持ちだったのだろうか。
…一応彼からテレビでニュース等を見ても良いと言われているが、言語が理解できないのでは意味がなかった。
「(ご飯、さっき食べたばかりだけど…まあ良いか)」
少し横になりたくて、カーペットに寝転び、目を瞑った。
…暗転。
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ロト - utさんと恋バナっすか､､､､良いっすめちゃくちゃ良き！！！ 夢主ちゃんカワユス！ (12月8日 0時) (
レス) @page25 id: 41e3ad35b2 (このIDを非表示/違反報告)
ロと - いいっすねぇ！！！めちゃくちゃ好きです！！ (11月26日 15時) (レス) @page19 id: a5e85f110a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏恵 | 作成日時：2023年11月19日 21時
