じゅうはちにちめ ページ20
「……ん」
意識が浮上した。
ゆらりと起きて隣を見た時には、布団には私の体温しか残されていなかった。
「…冷たい」
さらりと布団を撫でる。
しかし彼がいた場所はすでに冷たく、随分前に出ていっていたことが分かる。
「(……仕事か)」
もう仕事はないと言っていたが、緊急で入ったのだろう。
…まぁ、当然だよね……
ぺたぺたと裸足で長い廊下を歩き、ダイニングを見る。
テーブルには、
"すみません、緊急で仕事が入ったので出かけます。"
"九点九時には帰ります"
という、癖のない、まっすぐな字で書かれたメモがあった。
…簡潔で、伝えたいことのみ書かれたそれは、実に彼らしいものだなと思った。
「(……今は七時…か)」
彼が帰ってくるであろう時間まであと2時間ほど。
たいして暇つぶしにもならないが、テレビをつけた。
私には大きすぎるくらいのソファに体育座りになり、膝に顔をうずめる。
そういえばここにきてからシャワーを浴びていない。
それに服もパジャマのままだ。
帰ってきたら彼に話してみよう。
「(………早く、帰ってこないかな)」
____________________________________
「(あ〜早く帰りたい…)」
ガシガシと後頭部をかき、家で待たせている彼女のことを考える。
呼び出され、眠いしめんどくさいので無視しようと思ったが、インカムからの連絡を聞いてすぐにメモを書き、相棒のバイクと共に急いで家を出た。
「っ……
『
『____________ショッピくん
『
「……
『
『
「
ああ、早く帰りたい。
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ロト - utさんと恋バナっすか､､､､良いっすめちゃくちゃ良き！！！ 夢主ちゃんカワユス！ (12月8日 0時) (
レス) @page25 id: 41e3ad35b2 (このIDを非表示/違反報告)
ロと - いいっすねぇ！！！めちゃくちゃ好きです！！ (11月26日 15時) (レス) @page19 id: a5e85f110a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏恵 | 作成日時：2023年11月19日 21時
