じゅうろくにちめ ページ18
ドアが閉じた瞬間にそれまで感じていた圧が消え、ふらりと目眩のようなものがして、倒れそうなところを後ろからショッピくんが支えてくれた。
どうやら、思った以上に体に力を入れて立っていたようだった。
「大丈夫、ですか？」
「………っはあ…つ、かれたぁ………」
「お疲れ様です」
数十分しか話していなかったはずのに、1日分の気力を使い果たしたような気がした。
銃なんて突きつけられたことなかったし…
「(あ、そういえば)」
一つ引っかかっていたことがある。
「なんであんなタイミングで家に帰って来れたの？ショッピくん」
「え？……ああ、念の為で監視カメラと盗聴器、つけといたんです」
「えっ……？どこに………？？？」
「
唇に人差し指を当て、意地悪そうに笑って告げたショッピくん。
視線はあまり感じなかったし、雑音もほぼ聞こえていなかった……ハズ
そこは矢っ張り本職なのかなぁと思う。
「変なもの写ってたり聞こえてたらら怖いから場所だけ教えてくれない？」
「大丈夫、どんなAでも大好きです」
「そういうことじゃない…」
にこにこと笑みを深めるだけで、教えてくれる気は全くなさそうなので諦める。
「………A」
「どうしたの？」
「ありがとうございます」
…？何故感謝されるのだろう。
こちらは何もしていないはずなんだけど…何か彼のお気に召すことを言っただろうか。
「……？何で急に？」
「ファミリーにならんかったことと、後追ってくれるってこと」
「ああ……」
何だ、それのことか
「マフィアに入る気は元からなかったし…後追うのは……まぁ、やるって言ったからには…やるよ」
「んふふ……嬉しいです、だいすき」
ゆるゆると頬を緩ませ、本当に嬉しそうにショッピくんは笑った。
「…そういえば、仕事はもう終わったの？」
「はよAに会いたくてさっさとやりました。」
「書類…は……まぁ明日には余裕で終わりそうやからええかなって…」
「終わってないんだ」
「後ちょっとなんで………それより疲れたんで寝たいです」
それはそうだ。本当に疲れた………
生憎私は午前中に寝たのであまり眠くはないが。
「A、一緒に寝ません？」
「しょうがないなぁ……」
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ロト - utさんと恋バナっすか､､､､良いっすめちゃくちゃ良き！！！ 夢主ちゃんカワユス！ (12月8日 0時) (
レス) @page25 id: 41e3ad35b2 (このIDを非表示/違反報告)
ロと - いいっすねぇ！！！めちゃくちゃ好きです！！ (11月26日 15時) (レス) @page19 id: a5e85f110a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏恵 | 作成日時：2023年11月19日 21時
