じゅうごにちめ ページ17
ぴんと背筋を伸ばし、真っ直ぐ青色の瞳を見つめてそう言う。
「……何でか、聞いてもええか」
「…ショッピくんが、私を守ってくれると言ったので」
「完全に守ってくれる保証はないで？」
「……それで私が死んだとしても、ショッピくんなら後を追ってくれるような気がしたので」
嘘偽りのない、私の、私自身の答え。
しっかりと私の心配をして、解決策を提示してくれた鬱さんには申し訳ないが、これが私の答えだった。
私の捻じ曲がった決意に観念したのか、鬱さんはまた大きく長いため息を一つついた。
「あ〜ああ…Aちゃん意外と頑固そうやしな…しゃあないか」
「今まで以上に忙しなるで…？ショッピ」
「まぁ俺もできる限り手伝おうとは思うけど…」
思いがけない回答だったのか、数秒ポカンとした顔をするショッピくん。
「……っえ、手伝ってくれるんすか」
「
「………説得力皆無っすね」
「お黙り」
あれ、そういえばなんか勝手に私、ショッピくんのお嫁さん設定になってないか…？？？
_________まあ、別に良いのだが。
「A」
「っわ……なに？」
また後ろからぎゅうっと抱きしめられ、肩の横からショッピくんがにこにこした顔を出す。
「俺が後追うって、よく分かりましたね」
「…やりそうだなって」
「っふふ、じゃあ俺が死んだら、Aも後追ってください」
「………あ、ハイ」
有無を言わせぬその笑顔に完全に負けた私は、思わずOKの返事をしてしまった。
「ッハァ〜〜！！！目の前で惚気聞かされるこっちの身にもなって欲しいもんやわ〜！！！」
「あー、忘れてました」
「ひどい……」
しくしくと泣き真似をしながら鬱さんは立ち上がった。
「…んじゃ、俺はもう帰るな」
「加入しないんやったら話すことないし」
「ハイ」
「…それじゃあなAちゃん、死なへんようにな〜」
「…頑張ります」
ぱたん。
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ロト - utさんと恋バナっすか､､､､良いっすめちゃくちゃ良き！！！ 夢主ちゃんカワユス！ (12月8日 0時) (
レス) @page25 id: 41e3ad35b2 (このIDを非表示/違反報告)
ロと - いいっすねぇ！！！めちゃくちゃ好きです！！ (11月26日 15時) (レス) @page19 id: a5e85f110a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏恵 | 作成日時：2023年11月19日 21時
