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じゅうさんにちめ ページ15

「ウッワ〜〜……まじですまんなぁそれは……」
「いや、全然……」
「謝罪が足りませんね、ドゲザして下さい」
「ショッピくん!!!?」
 
 
 
 
 
あれから何とか2人で誤解をとき、私はショッピくんや青色_______鬱さん達を探るスパイや、裏切り者の類では全くない、一般人だということを納得してもらった。
 
 
 
 
「ヤ、つーか绑架普通人你到底在干什么(一般人誘拐するとか何してんねん)!!!!??」
「欲しいものは何をしてでも手に入れろという精神をどこかの誰かさんに擦り込まれたもので」
「う゛ッ……」
 
 
 
 
 
何か心当たりがあったのか、眉間に皺を寄せて頭を抱えた鬱さん。
しばらく何かを考えたのち、眼光を鋭くしてこう言った。
 
 
 

 
「……ハア、"こっち側"に引き込む覚悟はできとるんやな?ショッピくん」
「ええ、まぁ……元からそのつもりですし。」
「ファミリーにする気も、Aの手を汚させる気もさらさらありませんけど」
「………あんな…それはAちゃんに言っとるんか…??」
「………あー………えへっ」
 
 
 
 
オオ゛イ!!!!と大声をあげて思いっきりショッピくんにチョップをした鬱さん。
だが彼にはヘルメットがあり、結局ダメージを受けたのはチョップをした鬱さんの方だった。可哀想に…
 

 
 
「あの……引き込む、って…」
「まっじで何も説明してへんのかい……しゃあないなあもう……」
「あ、してくれるんすか…あざす」
「特別やぞもう……あ、せやAちゃん、タバコってへーき?」
「まぁ…特に抵抗はない、です」
 
 

 

そう言うと、待ってましたと言わんばかりに煙草に火をつけ、一服し出した。
ほんのりとしたバニラの香りが部屋に充満する。
 
 
 
「俺にもカクニン取れや……」
「あ、すまん」
 
 
 
渋々、という様子で換気扇のスイッチをつけるショッピ。
なんか凄く軽く謝る鬱さん。これが日常なんだろうな…あまりにも手慣れている。
 
 
 
 
煙草を2回ほど吸った後、纏う雰囲気を変え、先ほどまでの軽かった会話が嘘かのように鬱さんが話し出す。
 


 
「…で、"こっち側"についての説明…やったっけ」
「マァ知ってると思うんやけど、俺らは日本で言うとこの"我々マフィア"の幹部。」

「せやから色んなとこで恨み買っとんねん。」
「暗殺されそうになったこともあるし、正面突破しようとしてきた奴もおる。」
 
 
「…けどな、ずる賢いやつもおるねん。」
「そういう奴は、人質をとって、脅しに来る」

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ロト - utさんと恋バナっすか、、、、良いっすめちゃくちゃ良き!!! 夢主ちゃんカワユス! (12月8日 0時) (レス) @page25 id: 41e3ad35b2 (このIDを非表示/違反報告)
ロと - いいっすねぇ!!!めちゃくちゃ好きです!! (11月26日 15時) (レス) @page19 id: a5e85f110a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏恵 | 作成日時:2023年11月19日 21時

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