じゅうににちめ ページ14
は、は、と息が上がり、冷たくこちらを見下ろす青色から目が離せなくなる。
目を離したら死ぬ、直感的にそう感じた。
「
「……っ?」
「
彼の言っていることが、わからない。
なら、言葉がわからないというのを伝えなければと思った。
「っあの、言葉…が、分からなくて…」
「
「(ああ、無理だこれは)」
私の言葉に全く聞く耳を持ってはくれず、ただただ警戒心と殺意を上げてしまうだけだった。
「(……ごめん)」
心の中で、まだ帰ってこない彼に向けて謝る。
やはり私じゃ駄目だったようだ。
これから来るであろう痛みにキュッと目を瞑る。
…すると、
がちゃり。
またドアの開く音が聞こえ、ばたばたと焦ったような足音が近づく。
「A!!!!!!!」
「あ…しょっぴ、くん」
「…んあ?」
額に幾つも汗を浮かべ、肩で息をしながら帰ってきたショッピくん。
「っ、
「……
「
「
息が上がり、所々言葉に詰まりながらショッピくんは中国語で何かを言った。
その言葉に、青色の人は驚いたように目を見開き、何かに納得した様子で銃を下ろした。
「……ハァ、
「……
「
藍色の人は、何が何やら訳がわからない、とでも言いたげな様子でショッピくんと私を交互に見ている。
「…
「日本人!???
……なんかさっきからずっと中国語で話されてて状況が全く把握できていない。
完全に私だけが置いてけぼりの状態である。
………まじで何だ、この人
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ロト - utさんと恋バナっすか、、、、良いっすめちゃくちゃ良き!!! 夢主ちゃんカワユス! (12月8日 0時) (レス) @page25 id: 41e3ad35b2 (このIDを非表示/違反報告)
ロと - いいっすねぇ!!!めちゃくちゃ好きです!! (11月26日 15時) (レス) @page19 id: a5e85f110a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏恵 | 作成日時:2023年11月19日 21時