紫色的内心.2 ページ12
あ、堕ちたな。
直感的にそう感じた。
捨てないよね、というのはまぁつまりそういうことだろう。
もちろん捨てる気は未来永劫さらさらない……し、むしろ俺を捨てないで欲しいのだが、何故"捨てないで"ではなく、"捨てないよね"という疑問系なのが少し引っかかる。
「(立場的な問題……か、それとも違う何かか？)」
もしかしたら、彼女は俺が捨てないとわかっていて、さらに保険として確認をした、のか？
いや、深く考えるのはやめておこう。
そんなことよりももっと大事なことがある。
「美味しいですか？」
「…？うん、美味しいよ」
「
「…全然隠す気ないじゃん」
「隠してますよ」
ふむ、ちゃんと食べてくれてよかった…俺の
この前作ったものにもこっそり入れていたが、まさか作ってる過程を見学したいと言うとは………完全に想定外だった。動揺して割と多めに入れてしまい、違和感を覚えるかも知れない。
でも、そんな事よりも、
「(俺が彼女の一部になる)」
そう思うと、どうしようもない愉悦感と背徳感に襲われ、頬が緩んでしまう。
俺の作ったものを2人で食べることで、俺はAと同じものでできていることになる。
さらにそこに俺の体の一部が入っていたとしたら…？
そんな妄想をするだけで、ぞくぞくとしてしまう。
彼女に明かしたら気味悪がられて見放されるだろうか。
それとも受け入れてくれるのだろうか。
俺をここまで堕としたんだ。Aも同じ深さまで堕ちてくれなければつり合わなくなる。
「(はよ、ここまで堕ちて来んかな)」
願わくば、俺を受け入れてくれますように
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ロト - utさんと恋バナっすか､､､､良いっすめちゃくちゃ良き！！！ 夢主ちゃんカワユス！ (12月8日 0時) (
レス) @page25 id: 41e3ad35b2 (このIDを非表示/違反報告)
ロと - いいっすねぇ！！！めちゃくちゃ好きです！！ (11月26日 15時) (レス) @page19 id: a5e85f110a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏恵 | 作成日時：2023年11月19日 21時
