修学旅行編＊とりま遊園地です。 ページ23
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『ちっ、仕方ないな…』
立ちすくんだ2人を抱きかかえる。
2人がなんか言ってるけど気にしない。
オレは全速力で走りだした。
少しの間走っていると先のほうに明かりが見える。出口か。
ざざざざざ！
貞◯さんの這いつくばりながら追いかけてくる音か聞こえる。
まだ追いかけてきてんの！ちょ、ちょっとしつこいよ！
最後の力を振り絞って出口を目指す。
ざざざざ！
あと少し…
ざざざざざざ！
音がだんだんと近付いてくる。
ざざざざざざざざざっ…
やっと出口か。
出口についた瞬間、消えたあの音。
ちょっとこれ怖すぎでしょおい！！
係員「お疲れ様でしたー！」
ええ。とてもね！！
ずっと黙りこくっていた2人をおろす。
『ああ…疲れた…』
風丸「せ、先生っ…ごめん、動けなくて…」
吹雪「僕も怖くて動けなかった…」
『あー、気にするなよ。確かに怖かったしな。でも貞◯は速かったな…』
風丸「あ、あれは本当に怖かった…」
思い出したのだろう、ふるりと震えた。
『ふふ、もう来ないから安心しろよ。』
安心させるように頭を撫でる。
風丸「っ！…//」
吹雪「先生！僕も撫でて？」
上目遣いで見上げる吹雪。
そ、そんな小悪魔仕草どこで覚えたの！
『よしよし。』
吹雪「えへへー…//先生の手、気持ちいよ！」
ほっぺたをピンクに染めながらにこにこする吹雪。天使！！！！！
『ふふ、そうか…。なあ、そこの係員。』
係員「はい、なんでしょうか？」
『あの貞◯、やめた方がいいと思うぞ。さすがに心臓止まるからな。』
うん。本当にね。もう オレは2度とお化け屋敷入りません。
だが、係員から予想外の反応が返ってきた。
係員「ここのお化け屋敷では貞○はでてきませんよ？」
「「『……………………え？』」」
どうやら貞◯はいないようです＼(^o^)／
じゃああれは何だったんだとかもしかして本物とか絶対考えませんオレは。
過去は振り返らない主義なんで！！！！！
そうしてオレは再び固まってしまった2人を再生しに休憩場まで抱きかかえていくのだった。
NEXT→
ありがちなお化け屋敷ネタ＼(^o^)／
皆様お気に入り&評価&コメ本当にありがとうございます！
とても嬉しいです(｡ >艸＜)
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ベル2号(プロフ) - 続きはどこだぁぁぁぁぁ (2022年9月19日 23時) (
レス) @page28 id: 17ee8604aa (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - しり切れトンボが好きなのかな？ それとも、続きが書けなくなったのかな？気になります。 (2018年2月25日 5時) (レス) id: 40bd535962 (このIDを非表示/違反報告)
(・|・)(°д°#)悪無(▼ω▼)(°∀。)顔文字の意味わかる？ - ぬぁんで終わりになってぇ↑るの？ (2017年4月22日 23時) (レス) id: 2a1f9e77ff (このIDを非表示/違反報告)
黒鬼(笑)(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく読ませて頂いております。もしよろしければまた続きを書いてくださると嬉しいです！！ (2016年1月15日 17時) (レス) id: 6c73a8db41 (このIDを非表示/違反報告)
洸 - とても面白いです 楽しみにしています (2015年11月27日 18時) (レス) id: 945d181024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：パンダンゴ | 作成日時：2013年8月12日 19時
