重岡 【17:30】 ページ8
大毅と付き合って3ヶ月。
友達としか見ていなかった大毅から告白されて、付き合ったものの、今では私の方が恋人に夢中になっていた。
、、だから、大毅の今までと変わらない態度がすごく嫌なんだ。
重「Aー!はよ帰ろやー笑」
いつも一緒に帰っても手すら繋がない。
「、うん」
いつになったら私の気持ちに気づいてくれるの、?
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帰り道、公園に少し立ち寄った。
大毅はなにか話しながらブランコを立ち漕ぎしている。
でも私の頭にはぜんぜん入ってこない。
重「、最近A上の空ばっかしやな」
、、は?
重「なぁ、俺とおってもつまらんの?」
なにそれ、、
大毅はブランコから降り、私の前に座り込んで悲しそうにじっと顔を見つめてくる。
、私はずっと我慢していたのに、、大毅は、、
ずっと我慢していた涙が溢れてくる。
重「えっ?!!なんで泣くん?!ちょ、」
「つまんないとかじゃないもん、、
、だって、大毅から付き合ってって言ったのに、、大毅ぜんぜん変わらないじゃん、、
私ばかり好きみたいで、、不安で、、」
、、言い切ると大毅はそっと抱きしめてくれた。
重「、、ごめんな。Aがそんな思ってるって知らんやった。
、ちゃんと好きやでAのこと。
触れたくても嫌がられるんやないかって怖かってん」
初めて抱きしめられたのと、大毅の気持ちが聞けたのが嬉しくて、いっそう泣いて、
大毅が「泣かんでや」って袖でごしごし涙拭ってくれた17:30のお話。
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作者名:らんど | 作成日時:2018年4月22日 23時