短編集 (ページ4)

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濵田×ツンデレ後輩ページ4

｢濵田先輩、なにしてるんですか｣

雨降りの中、帰ろうとすると部活の先輩が目の前にいた。

濵｢部活の時傘がないって言うてたから帰り送ったろーって思って待ってたんやでー！｣

褒めて褒めてと言わんばかりの笑顔だ。

本当はすごく嬉しい。

ずっと片思いしている先輩だったから。

でも、

｢結構です。

先輩と相合傘で帰ったなんて知られたらみんなにからかわれるじゃないですか

それが嫌なんですよ｣

あいにく私は素直にありがとうと言えるような女の子ではなかった。

普通に、嬉しい、ありがとう、とかそういう女の子らしい反応出来ない自分が本当に憎らしい。

濵｢ん？？

え、、俺、相合傘とかゆーてへんけど、｣

はぁ、？

｢送るつもりだったんじゃないんですか？｣

濵｢っ/////

送るつもりには違いないんやけど、

俺置き傘してて2本あんねん。

せやから1本貸して、一緒帰れたらなぁ思っとっただけやねんけど、、

それってみんなにばれんかったら相合傘でもよかったって意味やろ、？////｣

しまった、しまった、しまった！
墓穴を掘った！

濵｢ほんまは俺が待ってたん嬉しかったん？笑｣

｢こっち見んとってください！｣

濵｢Aちゃんのデレようやく出た！！

ほんま嬉しいわ！笑

あー！でもツンなAちゃんも可愛ええしなぁ！

どっちも好きやー！｣

｢うるさいです！！｣

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濵ちゃんのペースにのまれるツンデレ後輩でした！