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あと家まで数分の距離まで来た時、





タッタッタッタッタッ






、、、、え?







何となく不自然な足音が後ろから聞こえた。



振り返ったが、誰もいない。







タタタタタタッ









なのにわたしが歩き出すとまた足音が聞こえる。








どうしよう、、、!



怖くなって、さっきより足を早めるとさらに足音も早くなって来て







次の瞬間











『きゃあ!!!!!!!やめ、、、!』









後ろから何者かに肩を掴まれて、口を塞がれた。







何が起こってるのか頭がパニックの中、

呼吸ができなくてどんどん意識が薄れていく、、、









「おい何してんだよ!!!!!!!」









声が聞こえてバキッと大きな音が鳴ったと同時にわたしの口と体を押さえていた手が離れた。







「大丈夫、、?」








誰かがパニック状態で呼吸が乱れて、話せないわたしの背中をさすってくれている。







『、、、こわ、かっ、、たあ。』





「、、、ちょっとその公園で休もっかあ。ほらここつかまって」










その瞬間、体がふわっと宙に浮いて
気がつけば公園のベンチにゆっくり降ろされた。








「もう大丈夫だよ、、もうどっか行ったから、な?落ち着いて、、、」









背中をさすってくれる手はすごく温かくて、優しくて、わたしを安心させてくれた。










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作者名:らて | 作成日時:2019年3月21日 18時

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