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「お前さ〜〜まだ悩んでんの?連絡先ぐらい聞けばいいじゃん」
『は?連絡先ぐらい、、じゃないから!そんなのわたしには無理だって!』
でもまあそんな優太だけど、わたしの1番の相談相手だったりする。
めちゃくちゃ悔しいけど、優太はわたしのこと1番よくわかってて、どんな時も味方でいてくれる。
「でもなA、一歩進まないと始まるもんも始まんねえよ?何もしないと一生このままだぞ?それでいいの?」
『分かってるけどさ、、、あんな人気者、わたしなんて相手にしてくれないもん!!!!
はああああ、、、』
ため息と一緒に机に突っ伏せる。
そう、実はわたしには密かに片想いしてる人がいる。
その人は、学年人気ナンバーワンのいけめん。
笑顔が爽やかで、そして何よりすごい優しい人なんだ。
今はそれの相談を優太にしているところ、、
「はあまたそれかよ。なあ俺いつも言うじゃん、なんでそんな自分に自信ないの?お前普通に可愛いよ?」
『だからそういう問題じゃないんだって!』
「いや、そういう問題だろ!?」
優太の指摘は的確、そしてこういう時はいつもちゃんとわたしの背中を押してくれる。
「あいつ、かっこいいし人気者だし、ぼーっとしてたらすぐ誰かにとられるぞ?何もしないまま終わっていいの?」
『えーーーそんなのやだ!!!!ねえ!どうやって連絡先聞けばいいの!?』
「はあ?そんなの直接教えてっていうしか無いだろ!?」
そんなの出来たらとうの昔に連絡先聞いてるわ優太のばか!!!!!
と言いたいところだったけど、正論すぎて何も返せなかった
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作者名:らて | 作成日時:2019年3月21日 18時