ありがとうの日 ページ27
瀬戸内side
今日はね！入所日！もう10年もたちました。ということでいつもお世話になってる大ちゃんにお手紙を書いてきました。本当は大晴とかよしくんにも書きたかったけど…ごめんね。
瀬 「大ちゃん。」
畑 「おぉ。どした？」
｢西畑大吾くんへ。 私と大ちゃんが出会ったのはちょうど10年前やったね。私は小6で、女の子で周りに馴染めずにいた時最初に声をかけてくれたのは大ちゃん達でした。多分私を最初に見た時はみんなとおなじ感情があったかもしれへんけど、あの時話しかけに来てくれて、大ちゃんたちのおかげでみんなと話せるようになって感謝しかありません。そこからはおなじグループに入って、出会いも別れも、嬉しいも悲しいも全部大ちゃんと一緒で、心から大ちゃんが側にいてくれて良かったなって改めて思います。私がジャニーズを辞めたいって言ったのを覚えていますか？大ちゃんは怒こることも無く、ずっと私の話を聞いてくれて、最後に一言、よく頑張ったなってあの言葉に何度も救われました。今まで何回大ちゃんと喧嘩してきたか分かりません。これからも大ちゃんとか沢山喧嘩していきます。喧嘩して、本音ぶつけ合って高め合っていこうね。大ちゃんとは同期だけど私は年下なのでこれからも甘えさせて貰います。ずっとずっと大好きなお兄ちゃんだよ。10年間ありがとう。そしてこれからも何十年もよろしく。瀬戸内Aより。」
手紙を読み終わったあと、予想どうり大ちゃんは泣いとった(笑)
畑 「大きくなったなぁせと。」
瀬 「大きくなったよ。」
畑 「手紙でも言っとったけど、どれだけ大きくなろうと先輩になろうと、せとは西畑の年下やからな。妹やからいつでも甘えてもええんやで。」
瀬 「うん。ありがとう大ちゃん。」
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作者名：ガリよりのガリ | 作成日時：2021年2月28日 21時
