悩み事 ページ26
瀬戸内side
最近きょーの様子がおかしい。それは気づいとった。
恭 「もう、ええって！」
バンッ
なにわでの楽屋。信号の3人が仲良く話しとった。と、思っとった。その時、きょーが2人に怒鳴った
丈 「なんかあったん？」
駿 「いや、」
長 「わかんないです。なんもしとらんのに」
瀬 「私、恭平さがしてくる」
いた。誰も通らない階段に座って下を向いてる恭平。
瀬 「きょー？」
いつも恭平がしてくれるのように、何も喋らん。ただ隣で寄り添って座った
恭 「俺、最低やったよね。今の」
ちょっとたってから恭平がしゃべり出した
恭 「もう、わからへんよ…。」
言葉を詰まらせて話してくれる恭平。
恭 「みんなに個々の仕事が入ってきて、なにわ売れだして嬉しい気持ちはあるねん。やけど俺だけ、仕事がこぉへん。いいんかな？これで」
ナルシストで一見チャラチャラしとる恭平も、実は繊細で気にしいところがある。
瀬 「恭平は頑張っとるよ。誰が認めんくても私が認める。恭平にはクイズ番組とか向いとるんちゃう？アホやし。あっでもやっぱり演技をええよなぁメンズ校の神木累くん凄かったし、まぁ1番はモデルやね。あとねー」
私が話してると無言で抱きついてきた恭平。
瀬 「みんなも頑張ってる。でもきょーも頑張っとるよ。ダンスも歌も上手くなって。お仕事って来る時に来るんよ。やから焦んなくてもいいよ。なんなら私がテレビ局に言ってやるか？恭平ってこんなにいいんです！って。布教(笑)」
恭 「んふふ」
やっと笑ってくれた。
瀬 「きょーには笑顔が1番！やけど時々こうして弱音吐こう。私が全部受け止めたる！」
恭 「うん、ありがとう」
瀬 「よし！戻ろ。まずは恭平。謝んなきゃね」
恭 「そうやな、、Aもごめんな」
瀬 「ん？なにがー？」
恭 「みんなごめん。」
畑 「高橋。焦らんでええからな」
和 「そうやよー。ゆっくり自分のペースでいこ」
長 「もぉ高橋くんびっくりしたじゃないですか」
駿 「たまには俺にも頼ってや」
流 「そうそう。みんなで進んでこ」
丈 「でもな。恭平」
恭 「はい。」
丈 「人に当たるのはあかん。」
恭 「はい。」
丈 「後、こんななるまで溜めんな」
恭 「は…。い。」
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作者名：ガリよりのガリ | 作成日時：2021年2月28日 21時
