みんな大好きなにわの女の子 (ページ25)

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西畑大吾side

Aとご飯に行った時の話
高橋とご飯に行く前

瀬｢大ちゃん。｣

畑｢どした？せと。｣

瀬｢いや。やっぱいい｣

畑｢せとさぁ。最近悩んどるやろ？｣

瀬｢えっ？なんでそれを｣

畑｢同期なめたアカンで。で、どっち？高橋？廉？｣

瀬｢どっちも。｣

畑｢話してみ。｣

瀬｢廉くんが好きだった。ずっと。初恋やった…｣

せとが廉が好きなのは知っとった。それに

瀬｢でも、廉くんは私のこと妹だって。｣

廉の気持ちも。廉が言ってた。せとの気持ちに俺はどうやっても答えることができないって

瀬｢廉くんが東京に行くってなって、私から離れた時に、正直私、ジャニーズやめよっかなって｣

瀬｢でもね、そんな時恭平がいてくれた。それでね怒ってくれた｣

瀬｢恭平とは廉くんが東京行ってから話すようになったんやけど、素直に気持ち伝えてくれて、良くないってわかってたけど恭平の優しさに甘えてた。私がジャニーズ辞めたいって話した時も｣

｢Aはなんのためにジャニーズ入ったん？お前はただ1人の男のためだけに夢諦めるんか？そんなやつやった？｣

瀬｢って怒ってくれた。多分まだ恭平は私が廉くんが好きだって思ってる。｣

畑｢せとはええんか？高橋に伝えなくて｣

瀬｢伝えた。伝えたけど…｣

せとが泣いた。高橋のことを思って泣いた。
なぁみんな。俺はどうしたらいいん？俺は2人を遠くから見てることしかできないんか？