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「エミさん、これ何？」
図書室で本を整理していたら暇だからと来たゾムさんにお菓子と紅茶を出しまた整理に戻ろうとした
不服そうでしたがこちらはこれが仕事なんでね！
そう思っていたら聞こえたゾムさんの声
持っていたのは飴玉の小袋
「さっきクラレ先生がエーミールさんでいいかなって置いていきました」
何か失礼ですよね
「……」
喋っていたらゾムさんが静かなのに気づいた
そちらを見れば小袋の飴を手に取り何かを考えているようである
「クラレ先生がくれたん？」
「そうですよ」
「……」
また黙ってしまったゾムさん
どうしたのでしょうか？
「欲しいのですか？」
「いや……そうやないねん」
欲しいわけではないと？
ならどうしたのでしょうか？
「……エミさんでいいやって言ったん？」
「はい、そう言ってましたよ。何か酷くないですか？」
「……大先生探そか。ほんでこれは俺が貰うわ。行くで」
それだけ言うとゾムさんは私の腕を掴むと図書室から出た
どこか怒っているような
どこか悲しそうな
そんな雰囲気の彼に何も言えず、ただそのまま一緒に大先生を探した
結論から言うとすぐに見つかった
書記長室で何故か子猫と戯れる大先生とロボロさんかいたからだ
その大先生にゾムさんは近づきそっと耳元で話をしている
あの飴の小袋をゾムさんは大先生に渡していた
「……まあ、確かにエーミールの猫も可愛いんやろうけどこれは元凶にあげることにするわ」
「猫？」
ニッコリと笑う大先生が少し怖かったですが何か気になることが
猫？
私の猫？
そこまで考えてさっき大先生とロボロさんが撫でていた猫を見た
とても見覚えがある気がします
ロボロさんの方…
茶色い子猫
瞳はとても綺麗なトパーズのような…
大先生の方……
黒い子猫
瞳はとても綺麗なアメジストのような……
「あっもしかしてその猫、シャオロンさんとショッピさんですか？」
「せやよ。クラレ先生のせいで二人共あんな姿になったんよ。多分この飴ともう一つ飲み物かな？で、俺が見つからんからエミさんにあげたんやろ」
「へ？」
それじゃあ……
「私猫になってたかもしれないんですか？」
「せやぞ！」
クラレ先生のくれるやつは何があるって思わなあかんのやぞ!
そんな事を言いながら大先生の上で大人しくしている
モヤモヤします
私が猫になってたらあんなふうにしてもらえていたのでしょうか？
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白ごま(プロフ) - フレンチクルーラーさん» んふふ( ´艸`)ずっとこちら側ですよ(/// ^///)そしてありがとうございます(*^^*) (6月27日 16時) (
レス) id: 4077e8578c (このIDを非表示/違反報告)
フレンチクルーラー(プロフ) - 完結お疲れ様です。茶色さんときみどりさんも見たかった、でもごまさんもこちら側で良かった(*^^*) (6月27日 15時) (レス) @page11 id: 2e81a6143c (このIDを非表示/違反報告)
白ごま(プロフ) - フレンチクルーラーさん» お久しぶりです！んんんんん!?私も好きです！そしてありがとうございますm(_ _)m (2022年8月23日 21時) (レス) id: 4077e8578c (このIDを非表示/違反報告)
フレンチクルーラー(プロフ) - お久しぶりです。好きです。キュンとしました (2022年8月23日 10時) (レス) @page11 id: 2e81a6143c (このIDを非表示/違反報告)
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