三十五食 ページ36
「馬子にも衣装か？」
「綺麗になるもんやな」
『今、私が君たちのとこに行けないってわかってて言ってるなら後で覚えといてよ』
式の最中でも関係なくゾムに食害してもらうからね
そう言ったらわかりやすくシャオロンは青ざめた
ロボロはいつも通りだったけど
そうだね。君はゾムと同じくらい食べるもんね
ドレスに着替え、今は髪の毛をセットしてもらっている
何だかんだとあのままゾムに改めてプロポーズされ、指輪を二人で買いに行き、式場など色々と二人で決めて今日は私とゾムの結婚式だ
今は白のドレスを着てるけど、お色直しで黄緑、黄色、ピンクの三種類は着ることになっている
青も着たかったのだがゾムが絶対にダメだと言うので着れなかった
「シャオちゃん、ロボロ、Aちゃん準備できたん？」
そう言って控え室に来たのはうっつん
料理を作ってくれるらしく、スーツではない
『うっつん、来てくれてありがとう』
「ううん、こっちこそ招待してくれてありがとう。料理の事は全部任せてな」
『何から何までごめんね』
「そこはごめんやなくて」
『ありがとう？』
「せやね」
そう言って二人で笑いあう
気づけばしゃおとロボロは控え室から出ていた
「…………Aちゃんホンマに綺麗やよ」
『……ふふっありがとう』
「……出来れば僕が隣に居たかったな」
『残念ながら、隣に立つ人はずっと決まってたの』
「……何かあったらいつでも僕んとこ来てな」
「まあ、それは一生ないことやな」
「ゾムさんに泣かされたらいつでも来てな」
「だから、何で大先生とこにいかなあかんねんて」
突然入ってきたゾムとうっつんは目も合わせず、会話にすらなっていない
「…………」
「…………」
『…………』
「「プッ」」
「大先生、なんやまだ未練タラタラなんか」
「そんな簡単に諦めれるわけないやん。ガチで好きやったんやからな」
本人を前に二人は何を言い合ってるんだろう
「だから、ちゃんと幸せにしたってな」
「わかっとる」
「なら良かったわ。トマトたっぷり使った料理作るから期待しとってな！」
そう言い残し部屋からうっつんは出ていったけど……
真っ青のゾムが残った
『本当にトマト料理が来たら私が食べてあげるから』
「ホンマやんな？頼んだでな！」
お願いだからさりげなく爆弾を落としていかないでよ……
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白ごま(プロフ) - フレンチクルーラーさん» んふ、ありがとうございます。そして楽しみだなんて本当にありがとうございます（T-T） (2023年1月27日 21時) (
レス) id: 4077e8578c (このIDを非表示/違反報告)
フレンチクルーラー(プロフ) - 今更ながら新作おめでとうございます。この作品楽しみに読んでます (2023年1月27日 10時) (レス) id: 2e81a6143c (このIDを非表示/違反報告)
白ごま(プロフ) - .＊桜餅＊.@柿の種軍団_副団長さん» ふわぁ！！コメントありがとうございます！まさか私が読んでいる作品の作者様が来てくれるなんて思わなかったのでめっちゃドキドキしてます(>_<)神だなんて……神はあなた様の方です！応援ですか!?ありがとうございます！私も応援してます！ (2020年9月20日 14時) (レス) id: bba1a3ae28 (このIDを非表示/違反報告)
.＊桜餅＊.@柿の種軍団_副団長(プロフ) - 気になり読んだら、ガチハマりしましたw私も作者していますが、こんなにキュンキュンする作品書けないですよぉお！！作者様は神様ですか？これからも、応援させて下さい！それでは、失礼しますー (2020年9月20日 12時) (レス) id: 8cd8f5d021 (このIDを非表示/違反報告)
白ごま(プロフ) - 桜さん» 桜様コメントありがとうございます。そんな、堂々と来てくださいよ…………やっぱりこの小説の方々のその後を書きたくなって書いちゃいましたﾃﾍｯ←……もう少しその後は書く予定です。楽しみに待っていてくださいね。応援ありがとうございますm(_ _)m (2020年9月7日 5時) (レス) id: bba1a3ae28 (このIDを非表示/違反報告)
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