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38th Snowfall 天に舞う勇気 ページ6
スタートダッシュプロダクションに潜入するつもりだったが、亮平と康二だけ基地に帰った。何故なら…
亮平 「俺達専用のSkyline Battle Gearですか？」
裕太 「そう。2人のCA‐Unitを分析して俊哉と一緒に2人だけのSkyline Battle Gearを作ってみたの。」
康二 「でも…何で作ったんですか？」
裕太 「もしスノーライトとして戦うのが難しい場合で使う万が一に備えるバックアップで。」
康二 「バックアップ…」
亮平 「俺達だけの…」
裕太 「そう。名付けて、「Clear Sky IX」と「Time Bird IX」。スノーライトの姿と同時に使えるようにもしたの。」
亮平 「このモチーフって、シロフクロウなんですか？」
康二 「よく見たらそうやな…」
裕太 「あれもそう。スノーイの動きと特徴を参考して武器と鎧を作ったんだ。」
《♪〜(警報機)》
康二 「今！？」
裕太 「まだテスティングしてないのに…」
スノーイ 「裕太！大吾が…」
裕太 「もう、また？」
亮平 「じゃあ、先に行きます。」
康二 「待って、阿部ちゃん。これを使ってみよう。」
亮平 「え？」
裕太 「まだテスティングしてないから、副作用もあるかどうかまだ分からない。それでも良いか？」
康二 「まだ分からないから今でやるしかないんです。」
亮平 「そうだね。お願いします、先輩！」
スノーイ 「危険かもしれないのに…どうする、裕太？」
裕太 「…分かった。でも気を付けて。」
亮平、康二 「はい。」
(現在)
亮平 「…という事だ。」
あれから数日後、まだ何も知らないみんなに説明する為にまだ開いてないカフェに集まった。
俊哉 「だからか。でも初めてなのに良く使ったね。副作用は？」
亮平 「何もありませんでした。」
康二 「多分Type Roseと違って、俺達のは奇術と人工の技術を同時に使うから…」
健人 「そうかもね。先輩達と俺達のBattle Gearは完全な人工の技術をで作られたから。」
スノーイ 「そういえば、今日は健人1人だけ？」
健人 「うん。風磨は親戚の結婚式があって。勝利と聡ちゃんは京都で聡ちゃんのお父さんを手伝うんだ。」
照 「そっか。でもみんなはそれぞれ忙しいから。」
亮平 「…(それぞれか。)」
大介 「阿部ちゃん？」
亮平 「え？あぁ、何でもないよ。」
大介 「(っていうか、俺にはもうそれに効かないよ。)
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作者名：時音 | 作成日時：2023年6月21日 0時
