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41st Snowfall Continue ページ42
ジェシー 「慎太郎、まだかな…」
ほぼ毎日登校中で出会うのに今日は会えてなかった。
ジェシー 「起立！礼！」
クラス全員 「おはようございます！」
先生 「おはようございます。全員出席ですね。」
ジェシー 「伊藤先生！慎太郎はまだ来てないんですけど。」
先生 「あれ？ルイス、聞いてなかった？森本は転校したよ。」
ジェシー 「はい！？」
ジェシー 「はい！？」
朝授業が終わってみんなに報告した。
全員−ジェシー 「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！？」
北斗 「慎太郎が転校！？」
ジェシー 「俺もビックリしたよ…」
大我 「でも…何で？」
優吾 「去年転入したばかりじゃん…」
樹 「俺達にも言えずに…何があったかな？」
一方その同時…
慎太郎 「ありがとうございました。」
裕太 「慎太郎、これお願い。」
慎太郎 「はい！」
慎太郎はカフェ「運命」で働いていた。学校には転校したって言うのに実は…
スノーイ 「スノープリンス様。本当にこれで良いんですか？」
慎太郎 「これしかないよ。それに、どんなに時が経ってもいつかみんなと別れるって知ってたから。」
裕太 「でもまだスノーキングダムを復興してないじゃん。なぜ今学校を中退する？」
どうやって言うか少し悩んで…
慎太郎 「…16歳になったらスノーキングダムの次期の王になる。もしスノーキングダムを復興することが出来たら、王国と国民を守ることが王の使命。たまにこの世界に来ることが出来るけど、全体的にスノーキングダムに残ることが大事だ。」
スノーイ 「でもジェシーたちに言った方が…」
慎太郎 「言ってないがいいと思う。だって、俺は異世界から来たって…誰もそれを信じられないんだよ。どんなに親友だとしても。」
裕太 「慎太郎の養親は信じてくれたじゃん。」
慎太郎 「あの時は俺を雨降りに見つけて家族がないから信じてくれたかも知りません。」
裕太 「それでも家族じゃん。」
慎太郎 「…そうですね。俺はまだ幼い頃に実の父が亡くなってあの時まで家族って呼ぶ人はいませんでしたから。」
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作者名：時音 | 作成日時：2023年6月21日 0時
