今日:6 hit、昨日:37 hit、合計:7,426 hit
小｜中｜大
ミカエル 「ベル！」
40th Snowfall Finale ページ40
スノーライトブラック 「これで一件落着？」
スノーライトオレンジ 「…せやな。」
スノーライトホワイト 「どうかしたの？」
スノーライトオレンジ 「いや、何かが変や。」
スノーライトホワイト 「変？」
スノーライトブラック 「何が？」
スノーライトオレンジ 「あれほどの大騒ぎだったのに、なぜフォーレンが出動しなかった？」
確かに珍しくフォーレンの気配が一切もない。
スノーライトオレンジ 「何かを企んでいる？」
しかしそれよりもっと大変な事が！
ベルフェゴール 「無事…だったね…大ちゃん…」
少しずつ消え始め声も弱くなってる。
ミカエル 「でも…何で？」
ベルフェゴール 「スノーライト…ピンクに…お願い…したんだ…」
ミカエル 「え？」
スノーライトピンク 「ビルの屋上にベルフェゴールが居て何かがあったかなと思って来てみたら、お前を助けたいから突然にお願いしてて。でも…」
ミカエル 「でも何？」
スノーライトピンク 「霊的運命 の効果は人によって違う。多分ベルフェゴールはテリオンへの誓いを破ったから…」
ミカエル 「あの誓いを…」
ベルフェゴール 「誓いを破った…禁断の光の術を使った…でも…大ちゃんを…守る…ことが…出来て…」
ミカエル 「『(泣き始め)』ベル、お願い！消えないで…」
体の半分が消え始めた。
ベルフェゴール 「僕は…大ちゃん…と違って…遠い昔に…死んだ…」
ミカエル 「…」
ベルフェゴール 「だから…でも…嬉しい…」
ミカエル 「え？」
ベルフェゴール 「最後…まで…大ちゃんの…笑顔を…見ることが…出来て…良かった…」
ミカエル 「ベル！」
ベルフェゴール 「ごめんね…そして…愛…」
最後の言葉を言い終わることが出来ずに消えてしまったベルフェゴール。
ミカエル 「『(泣き)』ベル…」
スノーライトピンク 「大吾…」
ミカエル 「『(小声)』母さんが生きいている…」
スノーライトピンク 「え？」
ミカエル 「ベルが母さんを見つけたって！」
スノーライトピンク 「ベルフェゴールが母さんを…」
ミカエル 「僕達の母さんを救おう！」
スノーライトピンク 「…うん、絶対に俺達の母さんを救ってみせる。何があっても。」
血が繋がっていないとしても兄弟として誓った。何があっても、絶対に母を救う。
41st Snowfall 突然のお別れと真実の発見→←40th Snowfall Continue
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 26人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：時音 | 作成日時：2023年6月21日 0時
