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40th Snowfall Continue ページ32
『ドーーーーーン！！！』
〈シャドウ兵士ならの言葉〉
〜(侵入者！)〜
〜(探せ！)〜
爆発に反応し犯人を探しに行ったが、ベルフェゴールが居るってことに気づいてなかった。
ベルフェゴール 「これでいける。でも想像以上に強かったね…」
地下独房の廊下を歩いて独房を1つずつ探した。しかし誰もいない。
ベルフェゴール 「ここも…ここもない。でも絶対に諦めない。マモン…いや、大ちゃんの為。」
この時点で救ってほしい親友の正体は人間だと受け入れ、彼の為に母の探しを続けた。
スノーライトブラック 「ルナーシャドウ、ロック！」
レッド、イエロー 「ダブルスノーフレアーストライク！」
戦いが終わらない。ブロークンデザイアを浄化する度にもっと現れる。シャドウ兵士の数もなかなか減らない。
プリンスローズ 「これじゃ近づけないね。」
スノーライトパープル 「でも出来るまで諦めない。スノーハルバード！」
みんなは戦っている間、大吾は空中に闇の水晶の中に閉じ込められている。ピンク、グリーンやオレンジは飛ぶことが出来るからいけると思ったが、ブロークンデザイアとシャドウ兵士の邪魔で近づく事も出来ない。
大吾 「…」
暗い空間で目覚めた大吾。周りを見た瞬間、アビス次元に閉じ込められた時を思い出した。
大吾 「そんな…ここって…」
《こんなはずじゃなかった…》
大吾 「え？」
《やっぱ…僕は…》後ろに振り向いて、自分と同じ顔をしてる人があった。でも馴染みの姿だった。
大吾 「貴方は…あの時の…」
《どうだった、新しい人生？》
大吾 「た、楽しかった…」
《そっか。でもごめん。》
大吾 「えっ、何で？」
《だって、君を救うことが出来なかった。》
大吾 「ねぇ、貴方がベルの大切な友達？」
《…知ってたの？》
大吾 「直ぐに分からなかったけどね。」
《でも僕はもう何も出来ないんだ。》
大吾 「な、何でそんなの…」
足が動かなくなって少しずつ闇が大吾を囲み始めた。
大吾 「な、何だ…」
テリオン 『分かったよね、マモン？』
マモン 『はい。絶対に失敗しません。』
サタン 『なかなかやるね、新人。』
マモン 『僕の名前はマモン。それぐらいは覚えてください。』
マモン 『ベル！』
ベルフェゴール 『マモン、こっち！』
闇がどんどん上がって色んな事を見て涙が出始め止まらない。
大吾 「これは…」
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作者名：時音 | 作成日時：2023年6月21日 0時
