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サタン 「『(笑)』ここ良いね。」
40th Snowfall 初めてと今 ページ29
もう街はめちゃくちゃになってる。ブロークンデザイアとシャドウ兵士が街中に大暴れ。降雪も段々強くなっている。
「逃げろぉーーー！」
「怪獣だ！」
大吾 「は…離せ…」
サタン 「黙って欲しいけど。」
ベルゼバブ 「そうだそうだ。君の立場は俺達と一緒だから。」
大吾 「い、嫌だ…嫌だぁーーー！！！」
「大吾！！！」
突然に飛びて来たカード。
サタン 「フッ、来たか。」
スノーライトピンク 「あの子を離せ！」
ベルゼバブ 「嫌だったら？」
スノーライトピンク 「何があっても…絶対に救うからぁーーー！！！」
その頃、陽雪 高校では…
俊哉 「うん…報告ありがとう、裕太。直ぐに行く。」
亮平 「やはりこれって…」
俊哉 「早くみんなを呼んで行こう。佐久間は先に行ったらしい。」
宏光 「ねぇ、みやっち。」
俊哉 「ん？」
宏光 「…俺も行く。」
俊哉 「えっ！？」
亮平 「先生、それは…」
宏光 「始まったばっかなのは分かっている。でも…親友と後輩と共に戦いたい。」
俊哉 「キタミツ…」
『トントン』
窓が叩かれている音が…
亮平 「スノーイ？」
窓を開けて入ってきたスノーイ。口にある物を宏光に渡して…
スノーイ 「これ、裕太からの頼み。」
〔イグニッション001 (Skyline Battle Gear Series - Ignition 001)〕
宏光 「これは？」
俊哉 「Skyline Battle Gear。俺と裕太が開発した戦闘鎧。」
亮平 「研究所で見だことがあったけど…これって完成なんですか？」
俊哉 「あ。俺と裕太のを作った同時に作った。でもまさか本当に使う時が来るなんて…」
宏光 「…」
俊哉 「キタミツ、覚悟出来たよね？これは簡単な戦いじゃないから。」
宏光 「大丈夫。だって、1人じゃないでしょ？」
亮平 「先生…」
スノーイ 「良い友達持ってんじゃん。」
俊哉 「隠れたのは俺達が悪かったけどね。今日から再びよろしく、キタミツ。」
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作者名：時音 | 作成日時：2023年6月21日 0時
