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辰哉 「阿部ちゃん！って、寒っ！」
38th Snowfall Continue ページ12
亮平 「やった…」
しかし成功の喜びはすぐに終わった。なぜなら…
『ガチャッ』
亮平 「え、こんな小さいのに？で、どうしたの？」
辰哉 「こ、校庭に…ルシファー！」
亮平 「えっ！？」
屋上での会話中にルシファーを目撃してすぐにサタンとアスモデウスも居るって事が分かった。辰哉は生徒会室に向かっている間、他のみんなはアビス幹部3人を探し始めた。
照 「見つかった？」
涼太 「まだだ。」
蓮 「でも何で自ら学校に？」
翔太 「うわぁーーー！！！」
照、涼太、蓮 「あっ！」
何かによって翔太が突然に飛ばされて3人にぶつかった。
翔太 「痛っ…ごめんね。」
照 「良いけど、飛ばされてたよね？」
蓮 「って事は…」
「正解〜。」
4人の後ろに居たのは…
照 「ルシファー！」
「俺達もあるぞ。」
倉庫の上には…
涼太 「アスモデウス！サタン！」
サタン 「そ、れ、にっ！」
サタンの手にあるのは絶望の寒さ。
照 「いつの間に！？」
サタン、ルシファー、アスモデウス 「召喚、ブロークンデザイア！」
3人の属性から巨大なドラゴン形のブロークンデザイアを召喚した。
大介 「ちっ、一歩遅かったね。」
辰哉 「みんな！」
サタン 「フッ…待ってたぞ、スノーライト！」
8人 「！！！」
「スノーライトって、あの？」
「噂のヒーロー。まさか、あの8人だったの！？」
「生徒会にヒーローがあった！」
康二 「こいつら、これを狙ってたんだ。」
蓮 「これ終わったら記憶消し事、出来る？」
康二 「1人ずつは無理…」
亮平 「…みんな、行こう。」
辰哉 「へっ？」
翔太 「おい、行こうってまさか…」
亮平 「それでもいい！みんなを守るために何でもするから！！！」
「あれって本気？」
「まさか…」
照 「もう全員覚悟決めたみたいね。」
辰哉 「あぁ、俺はいつでも覚悟を決めた。」
涼太 「俺も。」
翔太 「勿論、俺もだ。」
亮平 「みんな…」
蓮 「絶対にこの世界を守りながら…」
康二 「滅んだスノーキングダムを復興する。」
大介 「初の人間界出身スノーライトとして！」
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作者名：時音 | 作成日時：2023年6月21日 0時
