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印章 の上に小さな氷が出来た。
38th Snowfall Continue ページ11
(翌日)
大介、亮平 「行ってきます。」
朝ご飯食べて学校に向かう2人。
大介 「やっぱ今日も研究を続くの？」
亮平 「当たり前だ。完成するまでは休まない！」
大介 「流石に無理してんじゃん。俺知ってるよ、あんまり寝てないって。」
亮平 「バレてた？」
大介 「どんなに静かくにしても、突然の爆発でまだ寝るのがもっとおかしいぞ。」
亮平 「…ごめん。」
大介 「でも分かるよ、その気持ち。どんな敵でも絶対に世界を救うから。それに、昨日のは何だったの？」
亮平 「…これね。2つ以上の印章 を融合して発動したらどうなるかと思って。だから天 と霊 の印章 を融合してみたけど…」
大介 「カフェで聞こえるほどの爆発…」
亮平 「霞だったつもりだったけど…」
(昼休み)
翔太 「ヤッホー！」
涼太 「お待たせ。」
大介 「北山先生を手伝うのが意外と…」
辰哉 「ううん、良いの。俺達もさっき来たばかり。」
照 「でも凄いな。学校があんなに破壊されていたのに、再開してすぐに何もなかったようだ。」
蓮 「あれほどフォーレンがもっと恐ろしい攻撃をするっていう証だ。」
康二 「あぁ。絶対に油断しちゃアカンで。」
翔太 「そういえば、阿部ちゃんは？」
辰哉 「生徒会室…」
翔太、涼太、照、蓮 「ん？」
大介 「分かるけどやり過ぎだって…」
照 「まさか昨日ので？」
大介 「うん。まぁ、スノーライトは俺達だっての事がバレてないだとして…」
康二 「めっちゃ責任感が強いやな。」
照 「康二は知ってたの？」
康二 「昨日さっくんが阿部ちゃんが一緒にカフェで泊まるって電話してて。」
照 「そっか。」
大介 「でもね、阿部ちゃんは奇術 を始めてすぐにハマってるから…」
蓮 「…心配しかない？」
涼太 「でもそりゃそうだな。」
しかも、その頃まさに…
亮平 「水 、天 、月 と時 …」
水と天と月と時。この4つの印章 を紙片に書いて…
亮平 「軽く…せーのっ！」
軽く紙片をタップして印章 が輝き始め…
亮平 「うわっ！」
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作者名：時音 | 作成日時：2023年6月21日 0時
