＊２４２話 ページ43
「こっち！スタイリング剤足りてない！」
「はい！次！衣装着た人から来て！」
この忙しさ、想像以上です。
ライブ、本当に大変。
いつも以上にバタバタしていて、全員やる気入っているから、みんなオーラというか、凄く伝わってくる。
事前に決められたメイクを施していく。
今日はステージ用にちょっと濃い目。
髪型も、本人のやる気が上がるやつにしていく。
昂「どうですか！？新しい髪色！」
「派手派手だね！一番目がいっちゃうかも」
昂「ヤッター！Aさん俺のパフォーマンス見てて！」
「んふふ、みんなのこと見てるよ」
陸「いや今日は初の生歌聴かせられるってことだし！ボーカルに目が行くでしょ！」
陣「いやいや、初の生パフォーマンスは同じやから！」
陸「俺今日のために鍛えてきたし〜」
「陸さんは毎日のように裸見せてくるじゃないですか」
陣「えっ！？」
北「わぁお、怪しい関係」
壱「は…？どういうこと？そんなことしてたんですか？」
陸「ちょ、違う違う！語弊あるよ！！」
「ふふふっ笑」
陸「ちょっと！Aちゃん否定して！！」
裸って言うか、上半身だけだけど。
私にとっては裸に変わりないし。
壱馬さんに詰められてる陸さんに笑いつつ、昂秀くんのヘアセットを終わらせて、メイクに移る。
陸「だって身体絞ったら見てほしいじゃん！Aちゃんいっつも可愛い反応してくれるし」
「は、はいっ？私そんな反応してます？」
陸「うん、照れてるの必死に隠そうとしてるじゃん」
「…はぁっ！？」
陸「あれ見るために会いに行ってるような…」
壱「セクハラですよ」
陸「えっ！？セクハラなの！？」
北「やってること露出魔…」
陣「露出魔笑笑」
陸「やめて！もうやらないから！ごめんねAちゃん！！」
私からしたら、ポーカーフェイス出来てると思ってたことがバレてたのが死ぬほど恥ずかしいんだけど。
陸「ね、樹だって鍛えた身体見せたいって思わない？」
その瞬間、一瞬だけ楽屋の空気が凍った。
メンバーの皆さんの中でも、すっかり、私と藤原樹が不仲で通っているらしい。
あれ、陸さんも知っていると思ってたんだけどな…。
一瞬、背筋がひやりとする。
この地獄の空気、どうにかして。
そう思って周りを見れば…。
みんな、どうにかしてって目で私を見ていた。
…みんな最近私に冷たくなってない？
仲良くなったってことかもしれないけどさ。
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彼岸花(プロフ) - あすかさん» コメントありがとうございます！どんな展開になるか想像してくださるとなんか照れくさいです笑 楽しみにしてくださってて嬉しいです、どんな展開になるかお楽しみに！ (8月29日 10時) (
レス) @page48 id: ea547107ff (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - うわぁ〜これはいっちゃん来るのかな？？壱馬くんかな？？違う展開なのかなぁ、、🤔💭楽しみです〜 (8月29日 1時) (レス) id: 343c46a3b9 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - なおさん» コメントありがとうございます！ちょっとずつですがいろんな関係が動いてます…！この３人のもどかしい感じをもう少し味わっていただけたらと思っています！ぜひ今後も呼んでくださると嬉しいです！ (8月23日 23時) (レス) id: f47c3cd118 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 昨日からもうドキドキが止まらないです〜！！！いったいどうなるの藤原樹！！！壱馬さん…いや壱馬くんんん！！！！って感じです本当毎日ありがとうございます！！ (8月23日 21時) (レス) @page38 id: ff96477080 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - みうらむさん» コメントありがとうございます！樹くんのターンお待たせしました！少しずつですが樹くんと主人公ちゃんとの関係が明かされて行く予定ですので、お楽しみに！ (8月21日 23時) (レス) id: ea547107ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花
| 作成日時：2023年8月2日 19時
