＊２３８話 ページ39
壱「ふふ、俺もようやく、くん呼びの仲間入りです」
陸「めっちゃドヤ顔じゃん笑」
北「俺も翔吾もくん呼びだったし、ようやく壱馬もここまで来たか〜」
壱「アホ、俺が一番Aさんと付き合い長いんやからな！」
「敬語はまだ外れないんですけどね…」
北「最下位じゃん」
壱「最下位言うな」
ワチャワチャする二人に苦笑いする。
壱馬くん…少し呼び方が変わったくらいでそんなに嬉しそうにしちゃって…。
恥ずかしいけど嬉しいような…ムズムズする。
呼び捨てとか、タメ口になったらどうなっちゃうんだろう…。
…想像してさらにドキドキする。
よっぽどのことがない限り、壱馬くんにタメ口は無理な気がする。
陣「逆になんで北人と翔吾はすんなりくん呼び行けたん？」
「うーん」
そりゃもちろん壱馬くんがお客様だってのはあるけど…。
北人くんは甘え上手な猫みたいで、いつの間にか絆されちゃったし…
翔吾くんは笑ってるとつられて笑ってしまうくらい物腰柔らかな人で…
いや、これ言うの恥ずかしすぎるな。
別に壱馬さんが甘えベタで物腰柔らかじゃないってわけじゃないし。
「まぁ、そこは関係値の問題ですね…」
陸「一度お客様って認識するとそうなっちゃうんだね笑」
壱「でも慎にはタメ口やん」
「慎くんはこう…年下感強くないですか？」
彼の後輩気質というのかな。
そういう可愛らしさについ負けてしまったのだ。
「それで言うと壱馬くんは大人っぽくて…年上だって思っていたのもあるかもしれません」
壱「え！」
陣「なるほどな〜」
同い年とは思えないくらい落ち着いてるし
そういうのもあって年上に見えちゃったんだよね。
それでちょっとタメ口やりづらくなってるのかな…？
私のめんどくさい性格が周りを搔き乱していて申し訳なくなる。
やっぱりお客様歴長いと無理だよ…。
…今でもお客様として見てるわけじゃないけどさ。
陣「それなら俺らもくん呼びで…」
「無理です」
陣「即答じゃん！？」
「年上ですもん、無理に決まってるじゃないですか」
陸「どうしても！？」
陣「一回でいいから！」
くん呼びの何がいいのか分からないけど
壱馬くんたちがさん呼びしてる相手を、私なんかがくん呼び出来るわけないでしょ。
お願いお願いと言ってくる二人に困っていると
力「Aちゃん困らせないよ」
陣/陸「「…はーい……」」
LIKIYAさんが助けてくれた。
さすがリーダー、鶴の一声って感じ。
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彼岸花(プロフ) - あすかさん» コメントありがとうございます！どんな展開になるか想像してくださるとなんか照れくさいです笑 楽しみにしてくださってて嬉しいです、どんな展開になるかお楽しみに！ (8月29日 10時) (
レス) @page48 id: ea547107ff (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - うわぁ〜これはいっちゃん来るのかな？？壱馬くんかな？？違う展開なのかなぁ、、🤔💭楽しみです〜 (8月29日 1時) (レス) id: 343c46a3b9 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - なおさん» コメントありがとうございます！ちょっとずつですがいろんな関係が動いてます…！この３人のもどかしい感じをもう少し味わっていただけたらと思っています！ぜひ今後も呼んでくださると嬉しいです！ (8月23日 23時) (レス) id: f47c3cd118 (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 昨日からもうドキドキが止まらないです〜！！！いったいどうなるの藤原樹！！！壱馬さん…いや壱馬くんんん！！！！って感じです本当毎日ありがとうございます！！ (8月23日 21時) (レス) @page38 id: ff96477080 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - みうらむさん» コメントありがとうございます！樹くんのターンお待たせしました！少しずつですが樹くんと主人公ちゃんとの関係が明かされて行く予定ですので、お楽しみに！ (8月21日 23時) (レス) id: ea547107ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花
| 作成日時：2023年8月2日 19時
