＊１９７話 ページ48
翌日の朝、完全に数人二日酔い状態でやってきた。
今日は動画収録があるはずなのに。
朝五時まで飲んでたとか飲んでないとか聞こえてきた。
中でも陣さんと、陣さんに付き合ってた陸さんは二日酔いが酷いらしい。
私は酒が残らないように水飲んでたし大丈夫だったけど…
二人とも顔色があんまりよくなかった。
「皆さん、あんまり顔色良くないですね」
「昨日の飲み会ではっちゃけすぎてんのよ」
「あー…」
「弱いやつらはさっさと帰ったんだけどね〜、陣と陸は明らかに調子乗りすぎね」
「陸さん、Aちゃんに付き合うならって言われたときから調子乗ってがぶがぶ飲んでたしね」
陸「ちょ、あんまり言わないで…」
今日の仕事のことすっかり忘れていたらしい。
二人が寝っ転がって二つのソファーを独占しているから、ほかのメンバーさんが邪魔そうにしている。
「じゃあ大丈夫そうなやつからメイクしていくから、Aちゃんは二人のこと見ておいて」
「えっ？でも…」
「酔っ払いの世話は申し訳ないけど、お願いね」
「は、はい」
そう言って楢原さんやほかのメイクさんはメイクルームへ行ってしまった。
力「今日は二人放っておいて、後輩たちからどんどんメイクしに行って笑」
昂「はーい」
海「にしても本当に二日酔い酷そうっすね」
彰「久しぶりにメンバー全員と、Aちゃんたちと飲んでテンション上がってたんだろうね」
樹「今日が撮影だって絶対忘れてましたよね、昨日」
岩「俺は割と止めたんやけどな〜」
ゾロゾロと皆さん楽屋を出てメイクルームへと向かって行った。
楽屋には不調そうな人たちと、比較的元気な壱馬さんと長谷川さんが残っていた。
北「陣さーん、俺もソファーで寝た〜い」
壱「北人も昨日ベロベロになってたもんな」
北「気分は悪くないんだけどね、なんかだるい…」
よく見たら確かに吉野さんも顔色が悪い。
カバンの中からポーチを取り出して、陣さんと陸さんのもとへ行った。
「良かったです、二日酔いの薬、ポーチに入ってて」
陸「えっ」
「はい、どうぞ、お水はありますか？」
陣「Aちゃんマジで神、女神、天使、ありがとうー！！」
二人ともペットボトルの水を持っていて、私のあげた二日酔いの薬を喜んで飲んでいた。
ポーチに入れっぱなしにしてたけど、使用期限切れてなくてよかった。
＊
ごめんなさい、投稿ミスで書き直しました。
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彼岸花(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます！大好きだって言ってくださって本当に嬉しいです！私のペースでのんびりやっていきたいと思います！夏休み期間に入ったらまたたくさん投稿したいと思っているのでよろしくお願いします！ (8月2日 19時) (
レス) id: f47c3cd118 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - いつも楽しく拝見してます。本当に大好きな作品です。彼岸花さんのペースで！！これからも応援してます。 (8月2日 1時) (レス) @page50 id: 094c8809cf (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - y0u（よぅ）さん» コメントありがとうございます！テストで更新滞ってしまうの本当に申し訳ないです>< なんとか再試ないように頑張りますので気長にお待ちいただけると幸いです！ (7月25日 18時) (レス) id: f47c3cd118 (このIDを非表示/違反報告)
y0u（よぅ）(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰ってます！！ テスト、頑張ってください！！笑 (7月25日 14時) (レス) @page42 id: 424b4648f0 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - 紫雨さん» コメントありがとうございます！お久しぶりです、お忙しい中作品を読みに来てくださって嬉しいです！ありがとうございます！これからも自分のペースで頑張っていきたいと思いますので、また読みに来てくださると嬉しいです！ (7月19日 0時) (レス) id: f47c3cd118 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花
| 作成日時：2023年7月4日 19時
