＊１９１話 ページ42
「んーっと…今日たくさん話しかけてくれたからです」
陸「えー可愛い理由笑」
「あ、もちろん皆さん素敵ですよ」
陣「うわー、もっと話しかけておけばよかった」
フォローも忘れずにしておく。
我ながら、気があるとは感じさせない、完璧な理由だと思う。
こういう飲み会のノリってあるんだなぁ、なんてしみじみ思った。
陣「あ、そもそもAちゃんって彼氏いるの？」
ビチャッ。
「あ、す、すいません」
彼氏いるのって聞かれた瞬間、動揺してお酒を零してしまった。
運よくテーブルにかかったけど。
おしぼりでテーブルを拭きながらどう答えようか思案する。
居るって言ったほうがいい？でも壱馬さんにはいないって言ってるし…。
チラリと壱馬さんを見れば…
じーっと私のことを見てた。
怖い、なんか今日の壱馬さんずっと怖いよ。
「…い、今は居ないです」
陣「えー！じゃあフリーなんや！」
彰「絶対モテるでしょ笑」
「いやいや、モテ期とかないですよ」
何故か盛り上がる皆さんをよそに、心臓はバックバクだった。
男性が周りにいる環境がなかったからモテ期なんてないし。
今はいないとか、在り来たりな強がりをしてしまって、頭を抱えたくなった。
案の定、向かいの席のやつが口元を手で覆って笑ってる。
笑うな藤原樹！
あーもう…！悔しい…！
陸「じゃあどういう男がタイプ？」
「え？うーん…」
タイプ、か。
ぶっちゃけこの歳になって誰とも付き合たことないから
あんまりタイプとか考えていなかった。
…結婚式のとき言われたみたいな。
年収１０００万とか、身長１８０cm以上とか。
そんなのはどうでもいい。
「…特にないですね」
陣「え、誰でもいいの？」
「あ、いや…その…軽い人は嫌です。浮気する人とか」
壱「そんなん当たり前やん」
「あはは…それ以外なら…お互いを高め合っていけるような人、ですかね」
慎「へぇ……」
「目標とか一緒に目指したいって思えるような人が…一緒に居たいって思える人かもしれません」
岩「難しいな〜」
自分で言っててわけわかんなくなってきちゃったよ。
野心ある人っていうのかな。
私の、完璧になりたいって目標を一緒に叶えてくれるような人がいい。
…なんて、難しすぎるな。
＊
突然で申し訳ないのですが、そろそろテストがやばいので明日から毎日１話のみの投稿にしたいと思います。夏休み始まったらまた戻ると思うのでご了承ください、すいません。
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彼岸花(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます！大好きだって言ってくださって本当に嬉しいです！私のペースでのんびりやっていきたいと思います！夏休み期間に入ったらまたたくさん投稿したいと思っているのでよろしくお願いします！ (8月2日 19時) (
レス) id: f47c3cd118 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - いつも楽しく拝見してます。本当に大好きな作品です。彼岸花さんのペースで！！これからも応援してます。 (8月2日 1時) (レス) @page50 id: 094c8809cf (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - y0u（よぅ）さん» コメントありがとうございます！テストで更新滞ってしまうの本当に申し訳ないです>< なんとか再試ないように頑張りますので気長にお待ちいただけると幸いです！ (7月25日 18時) (レス) id: f47c3cd118 (このIDを非表示/違反報告)
y0u（よぅ）(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰ってます！！ テスト、頑張ってください！！笑 (7月25日 14時) (レス) @page42 id: 424b4648f0 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - 紫雨さん» コメントありがとうございます！お久しぶりです、お忙しい中作品を読みに来てくださって嬉しいです！ありがとうございます！これからも自分のペースで頑張っていきたいと思いますので、また読みに来てくださると嬉しいです！ (7月19日 0時) (レス) id: f47c3cd118 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花
| 作成日時：2023年7月4日 19時
