＊１８９話 ページ40
そんなに気遣うことないのに…と思いつつ、嬉しくなっている自分もいる。
力「そのほうがみんなと早く馴染めるしね」
「…ありがとうございます」
陸「今日は久しぶりにみんなでの撮影だし、タイミング良かったね」
陣「みんな今日の夜予定入ってない？」
マネージャーさんに確認する陣さん。
いいのかな、こんな至れり尽くせり。
「楽しんできてね」
「え、楢原さんたち来ないんですか？」
「行っていいの？」
「むしろ私一人はちょっと…」
「ふふふっ、じゃあヘアメイクチームもお邪魔しちゃおうかな」
陣「お、今日は華があるな〜」
陸「滅多に来ないもんね、楢原さんたち」
「アンタらが潰れたときの世話すんのこっちだからよ」
『すいません』
「ふふっ笑」
凄い仲良しなんだな…。
なんていうか、アットホームって感じ？
みんな優しくて…暖かい職場だ。
全員分のヘアメイクを終えると、なんか達成感があった。
前もヘアメイクの仕事はしてたけど、こんなに人数多くなかったから、ここまで大変じゃなかったな。
壱「じゃあ、撮影行ってきます」
「いってらっしゃい」
私の言葉に満足そうに笑ってメイクルームを出ていく壱馬さん。
なんか、凄く機嫌よさそうだったな…。
当たり前だけど衣装もよく似合っていて
マスクで顔も隠していないから、なんだか新鮮に感じた。
「今日の飲み会、根掘り葉掘り聞かれるだろうね」
「え？」
「Aちゃん、めっちゃ美人だし」
「え」
「みんな気になってるんだよ、Aちゃんのこと」
「ね、最初に紹介されたとき、LDHに所属してるモデルかと思ったもん」
「ほんとそれ！同業者だとは思わなかったよね笑」
先輩たちの言葉にビックリする。
あー…でも確かに。
HIROさん直々の紹介だったし、勘違いされやすかったのかもしれない。
「酔わされちゃダメだよ」
「もちろんです、気を付けます」
「まぁ、私らがいるから安心して」
心強い言葉に安心する。
美容部員の時は、私が一番先輩だったし、後輩という立場が久しぶりすぎて、なんか変な感じする。
気遣ってもらってるのが、嬉しかった。
いつも気遣う立場だったから尚更。
１６人の男の人、全員と仲良くなるのは時間がかかるかもしれないけど。
…早く仲良くなりたいな。
とりあえず、名前と顔は大丈夫。
次は…そうね、皆さんが言ってくれたみたいに、タメ口で話す努力してみよう。
……今日は絶対無理だけど。
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彼岸花(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます！大好きだって言ってくださって本当に嬉しいです！私のペースでのんびりやっていきたいと思います！夏休み期間に入ったらまたたくさん投稿したいと思っているのでよろしくお願いします！ (8月2日 19時) (
レス) id: f47c3cd118 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - いつも楽しく拝見してます。本当に大好きな作品です。彼岸花さんのペースで！！これからも応援してます。 (8月2日 1時) (レス) @page50 id: 094c8809cf (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - y0u（よぅ）さん» コメントありがとうございます！テストで更新滞ってしまうの本当に申し訳ないです>< なんとか再試ないように頑張りますので気長にお待ちいただけると幸いです！ (7月25日 18時) (レス) id: f47c3cd118 (このIDを非表示/違反報告)
y0u（よぅ）(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰ってます！！ テスト、頑張ってください！！笑 (7月25日 14時) (レス) @page42 id: 424b4648f0 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - 紫雨さん» コメントありがとうございます！お久しぶりです、お忙しい中作品を読みに来てくださって嬉しいです！ありがとうございます！これからも自分のペースで頑張っていきたいと思いますので、また読みに来てくださると嬉しいです！ (7月19日 0時) (レス) id: f47c3cd118 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花
| 作成日時：2023年7月4日 19時
