百四十六通目 side川村壱馬 ページ47
壱「お疲れ様です」
打ち合わせで使う会議室に入れば、もうすでに全員が集まっていた。
臣さんの家を出て、一回家に戻って着替えてきたから、ギリギリになってしまった。
だってまだAさんと一緒に居たかったし。
…思い返しただけでヤバい。
寝顔可愛かったし、俺の告白に泣いて喜ぶ姿が忘れられそうにない。
俺のそばに居れるだけで幸せになれるって言ったAさんを思い出しては
あまりにも可愛すぎて口元が緩んでしまう。
でも俺はまだまだ足りない。
もっともっとこの先もずっと
幸せで満たされて…溢れるくらい愛を注ぎたい。
慎「壱馬さん機嫌良いっすね。なんかあったんですか？」
壱「ん？んー…後で話すよ」
打ち合わせ終わってから…
俺はメンバーにこのことを打ち明けるつもりだった。
信頼のできるメンバーだからこそ、話しておきたいと思った。
俺が来たから打ち合わせが始まって…
マネージャーやメンバーの意見を聞きながら意見を出したり。
真面目な話し合いは１３時から始まったにも関わらず、１８時まで続いた。
いい落としどころが見つかったところで、時間も時間だからと、そこで打ち合わせは終了した。
仕事をしていると時間があっという間に感じる。
根詰めすぎて少し疲れたけど。
みんなそれぞれ解散の雰囲気が漂い始める。
慎「壱馬さーん、一緒に帰りましょ」
壱「うん、ちょっと待って今片付けるから」
慎「そういえば、昼に言ってたことなんだったんですか？」
壱「え？」
慎「ほら、良いことあったって」
壱「…あぁっ！そうやった！！みんなに聞いてほしいことあるんやった！！」
俺の大声に帰ろうとしてたメンバー全員が止まってくれた。
仕事に集中しすぎて忘れるとか、あほか俺。
力「それ重要なやつ？」
壱「…はい、メンバー全員に聞いてほしいです」
全員がもとの席に座って、俺のほうに身体を向ける。
このことを打ち明けるのはやっぱり勇気がいる。
全員の視線に緊張を覚えるけど…
…このことを黙っておきたくない。
壱「…俺、好きな人できた」
うわ、中高生の恋愛相談みたいな切り口で話してしまった。
自分に自分でツッコミを入れる。
『…ええぇぇっ！！？』
メンバーそれぞれが、大きな声出して驚いていた。
北人と陸さんは、俺がそれを打ち明けたことに驚いているようだったけど。
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彼岸花(プロフ) - riku推しさん» コメントありがとうございます！もう一気に書いちゃいました笑 ご心配ありがとうございます！私が楽しいと思う範囲で頑張ってるので大丈夫です！続編もよろしくお願いします！ (2023年3月17日 19時) (
レス) id: f47c3cd118 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - あすかさん» コメントありがとうございます！ようやくここまで来れました！続編もぜひ楽しみにしていてください！ (2023年3月17日 19時) (レス) id: f47c3cd118 (このIDを非表示/違反報告)
riku推し(プロフ) - 3話もありがとうございます！毎日の楽しみです！付き合う前も、あとも、2人の雰囲気はもちろん、周りの空気を想像してたら幸せな気持ちになります〜！次が楽しみなのは間違いなく本音ですが、無理ない頻度にしてくださいね！次の更新が待ち遠しいです♡ (2023年3月17日 18時) (レス) @page50 id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - やっとで、やっとでハピエンになりかけてる....！架空の物語だとわかってても2人の恋を応援しちゃいます！続きを楽しみにしています！頑張ってください！ (2023年3月17日 18時) (レス) @page50 id: b7702e35c5 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - くま太郎さん» コメントありがとうございます！大好きだって言ってくださるなんて…！嬉しいです！とっても励みになります！これからも頑張ります！ (2023年3月15日 23時) (レス) id: f47c3cd118 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花
| 作成日時：2023年2月20日 18時
