待つんだカイコク ページ5
適当な茶番はさておいて、
他に人が居ないかどうかを探すことにした。
この森がどれほど広いかによるが
探すのは一苦労であること間違いなし。
『やっぱりこんな場所じゃ人探すのは……
ー・・・って、あれ?カイコクさーん?』
辺りを見渡し、カイコクさんを……居た。
先程まで隣に居たカイコクさんが
西の方角で黒い豆粒みたいになってる。
『カイコクさーーーーん?!?!!!?』
え、サラッ っと置いてかれた。
微妙に心にクる仕打ちですよカイコクさん。
………とりあえず、追いかけるべ。
『カイコクさぁあぁん!?!!?!
早ッ…ちょっ、えぇええぇ………???』
嗚呼、体育5で良かった。
これで体育が2とか1だったら
名の通りに鬼の様な所業だと
末代まで呪わねばならぬところだったね。
黒豆カイコクをなんとか追いかける。
良かったなんとか追いつita((
キ イ ィ !!!!!!!
ネズミちゃーーーーーーーーん!!!!!!
「おうご両人
なにボサッとしてやがんでぇ」
おうおうご両人の目の前で
なにグサッとしてやがんでぇ
軽くホラーじゃないか、カイコクさん。
『なんの……火曜サヌぺンヌ…ですか…!!』
「 ? どうしたんでぇ、
息も絶え絶えじゃねェかハルちゃん。」
『え………。誰のせいだと???』
体育5でも呪うぞおい。
例え体育5でも呪っちゃうzoi?(2回目)
お前の末代まで毎晩脚つる呪いかけるぞ。
「とっとと目ェ潰しな」
「…え…?」
カイコクさん、そんな満面の笑みで
その発言は戦闘狂の脳筋ゴリラと思われますし
なによりも物騒ですよ(←自分を棚に上げる)
あらやだほっぺたに真っ赤なモン伝わせて〜
学ラン青年ガン見してはるわよ〜〜。
「じゃ」
「あっ ちょっと…!」
てか女の子に刀渡すて…
初心者には刀なんて無理でしょ。偏見だけど。
絶賛殺戮モードの野放しカイコク…
これは…解き放ってはならぬものを世に解き放ってしまった…
南無三しくじっー・・・た・・・
『って、うぉおぉい コrrrrルァ!!!!!!
どんだけ俺を置いてきゃ気が済むんだ
黒豆カイコクの野郎!!ステイ!!!!』
決めた。
末代まで呪ってやる。
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作者名:KASU華札 | 作者ホームページ:http://k.h.nosa1871
作成日時:2021年1月4日 18時