バレンタァイン その3 ページ33
あれから2日後‥‥2月13日
名前『ねぇ、紺炉ー。この服可笑しくない?』
紺炉「いや、可笑しくねぇよ。」
名前『そっか!ありがとう!!』
ちなみに私が紺炉に見せた服装は
丸襟のブラウスに銘仙(落ち着いた柄)の羽織を着て
下は深い緑のロングスカート。
皇国に行くから和服は目立ちそうだったから
和服控えめな服装にしました。
紺炉「‥‥‥今日は随分とめかし込んでいるな‥‥何処かへ行くのか?」
名前『うん!今日は第八で女の子達とチョコレートを作るの。』
紺炉「チヨコレイト?皇国の菓子か?」
名前『そうそう!!』
紺炉「そういや最近ヒカゲとヒナタが『バレンタイン』『チヨコレイト』とか言って騒いでたな。
それと何か関係があるのか?」
名前『そうその通り!明日皇国で『バレンタァイン』って行事があって‥‥友達とか家族とか恋人にチョコレートを贈る日なんだって。』
紺炉「ほぉ、皇国ではそんな事をやるのか。」
紺炉「皇国の癖に面白ぇ行事をするじゃねえか。」
皇国の癖にって(笑)
まぁ、浅草はもともと原国主義者が多い町で皇国とは無縁‥‥‥そういう情報に興味深くなってしまうもんね。
名前『でしょ?それでね‥‥‥明日は女の子から男の子にチョコを贈る日で3月14日‥‥1ヶ月は男の子から女の子へバレンタイァインのお返しを渡す日なんだって。』
紺炉「へぇ、面白そうだが面倒くさい日でもあるな。」
と紺炉はヘラっと笑った。
名前『まぁ、男の人からしたらそう思うかも知れないけど、女の私からしてみればワクワクするイベントだよ!!』
紺炉「お前もワクワクするだな‥‥こういうイベントには。」
名前『うん!!そりゃあもう!!』
名前『上手く出来るかわからないけど、上手く出来たら紺炉とヒカヒナに渡すね。』
少し照れくさいから自信がないから小声になってしまったな‥‥‥
紺炉「おっ、俺やヒカゲやヒナタにもくれんのかい?ありがてぇな。」
と笑って答えてくれた。
名前『やった!!ありがとう!!頑張って作るね!!』
紺炉がこう言ってくれたんだ
頑張って作るしかないじゃん!!
紺炉「俺はさておき‥‥‥若(旦那)には渡さないのか?」
名前『紅は甘いもの嫌いでしょ?だからどうしようかなって迷っている。』
紺炉「まぁな。アイツ甘いもん苦手だもんな‥‥でも、Aが作ってくれるなら食うんじゃねぇか?」
名前『そうだったらいいんだけど。』
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一 にのまえ - まいすけさん» 多分慣れない感じを出そうとしたんじゃないですかね?知らない言葉だからちょっと片言みたいな感じだと思います!(ごめんなさい作者様でもないのに、、、) (2023年4月1日 11時) (レス) @page39 id: dc34629a9d (このIDを非表示/違反報告)
ノア - うヴ、キュン死するかと思った!! (2020年11月7日 19時) (レス) id: 446b9f453e (このIDを非表示/違反報告)
まいすけ(プロフ) - おもしろいです!更新待ってます。 あと、バレンタインじゃないですか?バレンタァインって違いませんかね…? (2020年8月2日 14時) (レス) id: 8095c0a899 (このIDを非表示/違反報告)
yu - すごいおもしろいです!一気読みしました!! (2020年7月21日 21時) (レス) id: 9b065bb3fe (このIDを非表示/違反報告)
イルカ(プロフ) - もうこのイチャつきようにキュンキュンしちゃいます (2020年2月4日 21時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:遊び | 作成日時:2020年1月10日 23時