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交差点を渡って少し歩いたところ
キラキラと輝く看板こそ北斗くんたちがいるお店だ
"stones"
このお店にはちゃんと名前があるみたい
ゆ｢さ〜入りましょー！！｣
さっきの光景がまだハッキリと残っている私のことなんてお構い無しなゆずきは扉を開けて中に入っていった
同じホストクラブでもこんなに雰囲気は変わるのか、、、
皆のお店は黒とゴールドベースの店内で
THE高級クラブなのに対して
ここはブルーベースのさわやかさがある
お客さんも私たちと同じくらいかもっと若いこも割といる
お店の雰囲気がこんな感じだったらスーツの系統もちょっと変えた方がいいかな〜なんて、席に案内されながら考えてると
｢あれ、A？？｣
聞き慣れた声に振り向いた
あ｢あ、樹くんだ｣
インカムつけてお仕事してる樹くんがいた
樹｢え、何しんの？｣
あ｢遊びに来てみた友達と笑｣
樹｢まじか！あ〜じゃあ、VIP対応してあげるからちょっと待ってて笑｣
そう言われて一旦フロントに戻って待つこと数分
｢お客様、お待たせしました
ご案内いたします｣
案内するお兄さんが向かう場所は明らかにさっきと変わっていて、フロアの奥にひっそりとある扉
その扉を開けて少しの階段をあがれば
もう1つ小さなフロアがあった
広めの席が6つ
扉こそないもののガラスで仕切られているほぼ個室
私たちが案内されたのはその中でも1番奥の席
席に座るとすぐシャンパンと数個のグラスを持った樹くんが入ってきた
ゆ｢えー！！すごい！！！
いいんですか？こんな席！｣
樹｢Aにはいつもお世話になってるし
せっかく遊びに来てくれたので
今夜はお店からサービスさせてください｣
樹くんは完全にお仕事モードでいつもの溢れ出るチャラさがほどよいチャラさになってる
シャンパンを注いだグラスを私たちの目の前に置くと、
樹｢とか言ったけど、今ピークでさもうちょいしたら落ち着くし、そしたらみんな呼ぶからちょっとだけゆっくりしてて！まじ、ごめん！！｣
申し訳なさそうに手を合わせる姿はやっぱりいつもと変わらない樹くんだった
あ｢全然気にしないで！のんびりしてるよ｣
樹｢いやーまじで申し訳ない！｣
仕事に戻る樹くんを見送って私たちは静かに乾杯をした
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ゆか - 話作るのがうまいですね。きゅんとしました。 (2020年3月15日 15時) (
レス) id: 973944fe26 (このIDを非表示/違反報告)
ハロ(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございます！スノストどちらも好きなので嬉しいです！昨晩一気に読みました！続きを楽しみにしてますー！ (2020年2月19日 9時) (レス) id: 04eaede967 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - このメンバーだと、ホストストーリー読みたくなりますよね。アイドルとか芸能人じゃないストーリーが好きです。 (2020年1月18日 21時) (レス) id: b4e2f9f02b (このIDを非表示/違反報告)
パリス(プロフ) - 続きがものすごく楽しみです！更新、大変かと思いますが頑張ってください！ (2020年1月15日 21時) (レス) id: 26b299a11e (このIDを非表示/違反報告)
目黒 あやね★ - とてもいいお話ですね！更新頑張ってください♪ (2019年11月13日 16時) (レス) id: 2b33477f89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやぱむ | 作成日時：2019年11月7日 23時
