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―――「お前には、我々先祖の血が濃く流れておる」
―――『……血、って…まさか……』
―――「ただ、まだ未熟が故、自身でのコントロールが出来ておらん」
だから、先のビスケットルームでの事は
彼がAに代わり
彼女自身の内に秘める力を放出したのだ、と。
それを聞いたAは未だポカンとしたままで
そんなAを見てヴァイスは
ポリポリとこめかみ辺りをかき、一つ息を零していた。
―――『…あ、なんかすいません。理解が追いついていなくて』
―――「別に良い。お前に素質があるのは間違いない。でなければ、我はお前の前にこうして表れる事はないのだ」
聞けば、ヴァイスは
一般人であったAの母の前に姿を現した事はなく
海賊であったAの祖母の前には
こうして姿を現したらしい。
Aと瓜二つだったと話すヴァイスの顔は
何処か懐かしむ様な表情で
「彼女もまたお前と同じような態度を取っていた」
と、小さく笑っている。
―――『あの、…聞いてもいいですか？』
―――「…なんだ」
―――『その、能力を自分でコントロール出来るようになるには、一体どうしたら…』
―――「それは己自身で知る他、方法は無い」
―――『えー…。なんか急に突き放された…』
―――「一つ助言を齎すなれば、我々の遣えし一族の力も関係してくる」
―――『一族…。それって、"Ｄ"の一族の事ですか！？……あ、あれ…？？』
そう尋ねようとした途端
今の今までAの目の前にあったはずの
ヴァイスの姿が消えてしまっていた。
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?f(プロフ) - すごく面白いです！続き待ってます！！応援してます！！ (1月13日 12時) (
レス) id: 942473c46c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - ベビーカステラさん、この小説はトラファルガーローオチですか？ (9月5日 12時) (レス) @page19 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - ベビーカステラさんこの小説はいつ更新ですか？続きが気になります🥺更新の続き頑張って下さい。楽しみにしています。待ってます🥰 (8月7日 14時) (レス) @page12 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 更新頑張って下さいね。待ってます(*^^*)応援しています。 (7月20日 12時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
ベビーカステラ(プロフ) - プスメラウィッチさん» お返事遅くなりました！！すいません！コメントありがとうございます！頑張ります〜！！ (6月20日 11時) (レス) id: 58c35d3d2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベビーカステラ | 作成日時：2023年5月29日 15時
