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翌日、起きた瞬間から
身体中が悲鳴を上げていた。
『イテテ…』
ベッドから起き上がるのも一苦労。
全身筋肉痛だ。
これは、辛すぎる…。
でも朝ご飯は作らないと。
何とか身支度を済ませ
調理場まで向かった。
何故か今朝は、既に数名のクルーが
調理場に居て作るのを手伝ってくれた。
そのお陰で朝食作りは無事に
済ませることが出来た。
「A、訓練あんま無理しちゃダメよ〜？」
『うん、ありがと。でも、頑張りたいから』
「そっか。私にも手伝えることがあれば、いつでも言ってね？」
『ありがとうイッカク。』
おにぎりの乗った皿を運びながら
イッカクに言われてお礼を告げる。
昨日の夜、護身術の特訓をしてた事
何故かハートの全員が知っていた。
ローくん以外に話してないはずなのに。
朝ご飯の調理中
筋肉痛でまともに動けない私を見て
何か悟られたのだろうか。
「A、戦闘員の素質あるんだって？」
「今度俺らとも訓練しようぜ！」とまで言われた。
素質か…。いや、無いだろ。
こんなに体ボロボロなんだぞ？
・
朝食を取り終えて、各々自由時間。
今日は最初に留守番係を買って出た。
相変わらずのロボットみたいな動きで
食卓のテーブルに座ると
「筋肉痛か」と背後から声がして
ギクシャクしながら振り返る。
『…あ、ローくん。昨日はありがとう。お陰様で…』
「まァ、馴れだな」
『うん、頑張るよ』
「あまり無理はするな」
ローくんも今日は先ず留守番組らしい。
…と言うより、私が迷子にならないように
昨日同様、私が島に下りる時
一緒に下りてくれるらしい。
所謂、私の
私、今日は島に下りれるか分かんないけど。
テーブルの上に
昨日買ってもらった料理本を置き
ペラペラと捲っていたら
コトン、と何かが斜め前に置かれた。
香ばしい香りが鼻を擽る。
コーヒーだ。
ふと顔を上げると
ローくんが立っていた。
『ありがとう』
「今日はゆっくりしてろ」
『そう言う訳には行かないよ。ご飯も作るし、特訓もする！』
「何でもいっぺんにやろうとしなくていい」
自分の体を一番に考えてやれ。と。
お医者さんに言われたら仕方ない。
でも、ご飯は作るよ！
そう言うと「意地っ張りな奴」と
小さく鼻で笑われた。
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ベビーカステラ(プロフ) - あんちょろさん» あんちょろ様！コメントありがとうございます！たった今、パスワード解除しました！これからも読んでもらえると嬉しいです！ (2023年4月3日 0時) (
レス) id: 6cc3977ac9 (このIDを非表示/違反報告)
あんちょろ(プロフ) - 楽しく読ませていただいています♪次のお話はパスワードついてましたがまだ編集中の未公開ということですか？ (2023年4月2日 0時) (レス) @page50 id: 67b3a9cf2e (このIDを非表示/違反報告)
ベビーカステラ(プロフ) - プスメラウィッチさん» 初めまして、コメントありがとうございます！勿論、オチはローさんにする予定です！これからも読んでもらえると嬉しいですっ！ (2023年3月24日 9時) (レス) id: 58c35d3d2b (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説はトラファルガーローオチですか？できればトラファルガーローオチでお願い出来ますか？続き頑張ってください。応援してます。 (2023年3月23日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベビーカステラ | 作成日時：2023年3月16日 13時
