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ねむいの、？ ページ3
side yuzuriha
ドリボ期間、女の子だからって一人の楽屋だけど
光成をはじめとして、メンバーがたくさん来て構ってくれるから
一人ってことの寂しさはない
今日は珍しく一人で静かだな、なんて思いながら読書に耽っていると
楽屋のドアが開き、入ってきた光成と目が合った
心なしかトロンとした目の光成はフラフラっとこちらに近づいてきたかと思えば
突然腰のあたりにギュッと抱きつかれた
「なぁに、どしたの？」
「ん、」
「眠い？」
「ぅん…」
私の声もあんまり聞こえてないみたいな光成はホント
「かわい」
今年は少しいつもとは違う役だから、気を張ってたのかな
私のところで少しは休めるといいな
すぅすぅと寝息を立てて眠りこける光成を撫でていた私も
気づけば夢の中でした
いつものように「Aあーそぼ！」って
楽屋に来たうちわくが私に抱きついて寝てる光成を見て
めちゃくちゃおっきな声出して怒られた話はまたどこかで。
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作者名：璃子 | 作成日時：2023年9月13日 17時
