草川くんのカノジョ（仮）

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由「あ〜〜食べた！A、草川、ご馳走様です」

稜「ご馳走様です」

海「ご馳走様です」

拓「感謝しろよ」




食べ放題ということで満足いくほど食べた由香は幸せそうだった。海くんもいっぱい食べてたけど稜雅くんは食べるの遅くてそんなに食べてなかったかな…




由「あ〜ほんとにA可愛かったな〜」

「ちょっと恥ずかしいからあんまり見ないで…」



由香が撮った決定祭の時の私の写真。私すっごい笑顔だなあ…とついさっきの思い出に浸っていると海くんが唐突に言った。







海「みんなまだ時間ある？」






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由「こらふざけんな消えちゃったじゃん！」

稜「熱！あっっつ！！ありえな！」

海「ほら危ないから暴れないで二人共」



なんか由香と稜雅くん、仲良いなあ。

海くんの提案でみんなで公園で花火をする事に。花火久しぶりだからワクワクするなあ。私もやろっと。




拓「はい」

「あ、ありがとう…」




拓弥くんが火をつけてくれた花火を受け取る。カラフルな色の火がバチバチと音を立てる。由香と稜雅くんを見るとまだなんやかんや騒いでいた。それを止める海くんはお母さんみたい…




「ふふっ」

拓「どした」

「…なんか、由香と稜雅くん仲良しだし海くんはお母さんみたい」

拓「……あー…尾崎も結構鈍いよな」

「？」





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