第2話 ページ4
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『あれ、起きたんだ。おはよう』
ボクがキッチンに立って朝食を作っていると後ろから中也くんが抱き着いてきた。
返事を返さなければ動く気も無い。
ゾンビみたいになってる相棒は正直言って邪魔だが、そう言った所でどうせ変わらないんだろうと器用にバランスを取って調理を再開する。
『……あ、水でも飲む? でも水って酒を飲んだ其の時に飲んだ方がいいんだっけ?』
「知ら無ェ…………」
『グレープフルーツでも剥くから席についててよ』
「悪ぃ……」
そう思うなら節度を覚えろ。
それでも動かない中也くんへグレープフルーツを剥いて一欠片口に突っ込み、剥き終わったモノを皿に乗せて渡す。
「……早ェな」
『お陰様で。さっさと動いてよボクだって暇じゃない』
やっと動く相棒。
悪いが
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織江 卯月 - あの、アルカディアってもしかして、キャプテンハーロック、、、ですか?間違ってたらごめんなさい! (2017年1月17日 16時) (レス) id: 4444ee6a70 (このIDを非表示/違反報告)
猫々(プロフ) - レクネクさん» コメントありがとうございます! 書き辛さから主人公の性格を結構変えたのですが、それでも楽しんで頂ける様努力しますので何卒これからも宜しく御願いします! (2017年1月12日 23時) (レス) id: dbcec3b957 (このIDを非表示/違反報告)
レクネク - 序章の詩、メチャクチャカッコイイですね!!その他にも言葉遊びとか二人の微妙な関係とか、スッゴイ好きです!!!更新待ってます!頑張ってください! (2017年1月10日 0時) (レス) id: 8048f11aed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫々 | 作成日時:2017年1月7日 0時