仮面ライダーエグゼイド 短編集2

クリスマスの告白。 鏡 彩飛 ページ26

今日はクリスマス。
クリスマスとは無縁な私は
今日も仕事。
でも私の好きな飛彩さんと一緒だから文句なし。
でも飛彩さんには亡くなった小姫さんという彼女さんを忘れられないらしい…
だから私の恋は叶わないんだよね…
昼休み。
たまたま飛彩と一緒だった。

貴「今日はクリスマスですね」

飛「クリスマスはノーサンキューだ」

貴「飛彩さんは彼女つくらないんですか…」

飛「お前には関係ないことだ」

貴「ごめんなさい…」

飛「……」

そうだよ…私には関係ない事なんだ…
それに告白してもフラれるんだ…

飛「何故泣いている」

貴「えっ、、あっ……」

ホントだ…泣いてる…
だんだん溢れてくる涙…

貴「ごめんなさい…気にしないでください…」

飛彩さんは私の元にやって来て
ハンカチを差し出す。

貴「えっ…」

飛「涙をふけ」

貴「ありがとうございます…」

飛「お前はなんで俺と関わろとするんだ。」

貴「……だからです…」

飛「えっ」

貴「好きだからです…飛彩さんのこと
小姫さんの事忘れらないって分かってるから…
気持ちは伝えないつもりだったのに…」

飛「そうか……」

貴「……」

飛「俺も前に進まないとだな…
すぐには付き合うことはできない…
だが…友達から…付き合ってくれないか…」

貴「ほんとに…」

飛「仕事終わったら俺につきあえ。
涙吹いたら仕事戻れ」

それだけ言って飛彩さんは行ってしまった。
私には嬉しいクリスマスプレゼントだ…

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